乳頭温泉郷 孫六温泉
秋深まる。乳頭温泉へ行ってきた。孫六温泉、黒湯温泉、そして鶴の湯をハシゴする予定だ。
私の週末は異常といわれるほど朝が早い。まだ明けきらぬ東京駅を『こまち61号』で出発だ。
すると、あっという間に田沢湖駅だ。何故ならば寝ていたからだ。
しかし、駅から乳頭温泉までのバスが50分以上ないので、いけるところまで自転車で行ってしまおう。運動というよりバス代の節約だ。
秋田駒ケ岳をバックに記念撮影だ。しかし、疲れたので、ここから、私にようやく追いついてきたバスに乗ることにする。
上り坂の場合、自転車と比べてバスは早い。あっというまに乳頭温泉バス停に着いた。しかし、ここから最初の目的地、『孫六温泉』までは徒歩かブロンプトンでしか行けない。
美しい紅葉の山と川沿いのすすきが秋であることを感じさせる。この砂利道を1キロほど行く。碧い空とのコントラストが美しい。
孫六温泉に着いた。乳頭温泉郷で最も鄙びていて秘湯度の高いところだ。しかし、自分で「秘湯」と名乗ってしまっているところはご愛敬である。
入浴料を支払って、いざ秘湯へ。石ノ湯と唐子の湯(からこのゆ)が有名だ。
最初は石ノ湯へ行こう。名湯だ!
こちらは石ノ湯の露天である。この湯船がアツ湯、向こうに見えるのがヌル湯の湯船だ。極楽極楽。
もう一つの名物の湯は『唐子の湯』だ。
素晴らしい秘湯を独占だ。
極楽極楽。
孫六温泉、素晴らしい秘湯だった。一日中過ごしたいところだが、残念ながらそうはいかない。次の『黒湯温泉』 へ急ごう。