次は借家の整理とかまだ何かといろいろありますわ…
この金曜で行政への届け出とかすませましたけど、オヤジの後始末はまだいろいろやらねばならないことがあるようで。
これが遺族の不可避な社会的な責任ってやつなのでしょうか…。
実のところオヤジは、最後まで後期高齢者一人暮らしの借家住まいでした。
そこは、家主の大家さんの所有する立派な一軒家の敷地に隣接する形で建てられた離れ風の木造平屋の物件。
どうやら水道料金も込みの家賃で住まわせていただいていたようですから、そのシステム自体は、昭和まではよくあった昔からの長屋や下宿に近い大家さんと店子の関係のような家族的な賃借関係。
息子としても、その店子であったオヤジが受けた大家さんのご恩に報いるためにも、家財整理などでご迷惑をかけるわけにはまいりません。
今週前半に、大家さんへの改めてのご挨拶と家財整理の見積もりのため、その借家に業者さんと出向くつもりです。
オヤジの生涯を思えば、おそらく権利書類や有価証券や現金がそこに残されている可能性はないでしょうから、残しておくべき遺品は実際あまりないと思うので、もし見つかればですが家族の写真やアルバムの類いぐらいでしょうか? 家系図とかあるのかな? これまで見たことも聞いたこともないけれど。
現有の家具や日用品は、まとめて回収処分の方向で。
ただね。
オレの3年前の帰郷時、その直近の前職の退職過程で、会社にあった在職30年分の資料や過去に自分が関わったアイテムの一部を段ボール5箱ほどにまとめて、オレが戻って入るサ高住施設に送るわけにもいかないから、とりあえずオヤジ宛てに送って預かってもらっていたんだよね。
できれば、何とかそれだけは発掘して、ウチの四畳半の客間兼書庫に移動させないと。
それだって、一般の方にとってはその大半は取るに足らない単なる雑多な出版物の塊に過ぎないかもしれないでしょうけどね。
世間的に冷静に見た時のオレは、在京生活約40年間を経ても、結局は役員になることもなく、ただ会社員生活を過ごしたしがない普通のサラリーマンという存在なだけなのですから。
さあ、過去に拘らず縛られず後片付け、後片付け…。
https://www.osohshiki.jp/column/article/2159/