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オレの左足の状況

まずは、オレの昨日の書き込みの誤りを訂正しておきます。

昨日の、一定期間を置けば新しい装具が保険の適応になると書いたのは、介護保険ではなくあくまで医療保険の区分によるものでした。

どちらにしろ本人負担に変わりはないので、その区分けの認識を自分の中であまり明確に持っていなかったので、間違った記述をしてしまいました。ごめんなさい。

そういうこともあり、今日も少し、今の自分の片麻痺による足の現状に関して記しておきます。

オレの左足は、片麻痺の発症から一貫して、装具なしで立ち上がろうとする際には、内反尖足となる傾向にあります。

一方で、これも片麻痺で世間でよく言われる下垂の方向には、なくはないけれど内反よりは顕著ではない感じ。

これが逆に、内反が緩めで下垂が激しいなら、市販のオルトップというタイプの既製品も多い装具で対応できるのですが、オレの場合は立とうとすると左足先がバレリーナみたいな形になってしまうのです。

装具に対して自分か他人の手を使って左足の位置を決めてマジックテープなどで物理的に固定してやらないと、足裏が床面どころか装具の中の底面にすら自然にはくっついて収まらない。

麻痺と言っても、だら~んと弛緩しているのではなく、立とうとすると無意識に筋肉が過緊張して収縮して、そういう動きをするわけです。

かと言って意識的にリラックスして筋肉の緊張を緩めることも自力では制御できません。

片麻痺とは、正確には麻痺しているのは運動神経の脳から発する命令系統で、それがバグって自力では制御できずに自分の意図していないあらぬ方向に身体の動きが勝手に熱暴走している状態と解釈していただく方が正解かもしれません。

その筋肉に対する間違った命令コマンドを、改めて違うルートから周囲の筋肉を動かして、自分が本来やりたい動きに似た動かし方のプログラムを上書きすることがリハビリです。

リハビリは、以前とまるで同じ動きを再現するのではなく、あくまで似た動作になるよう、改めて違うやり方を探し出すことです。

神経伝達の回路自体が壊れていて、今の医学ではそれが修復不能だから、障害者なのですからね。

さあ、今日も身体の麻痺側の関節の柔軟性を維持しつつ、筋肉への負荷や刺激も加えていきましょう。

https://neurotech.jp/medical-information/understanding-severe-hemiplegia-and-equinus-varus/


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