見出し画像

少子化対策 年金加算ポイント制のご提案

バカはバカの年寄りなりに日本の少子化対策を半分壊れている頭で考えてみました。単なる思いつきなのでネタとして話半分で読んでください。

算数で考えると、一組の夫婦が2人の子供を産むと、理論上の人口は増減なし。当然ながら、平均寿命前の病死や事故死もあるので、僅かながらでも国の人口を増やすためには、実際には最低でも3人の子供を作らなければいけません。統計の数字みたいに2.5人とか、人は整数未満では作れないからね。

そこでだよ。現役子育て世代への出産祝い金とか教育費支援とかの直接的な支援は急務でありもちろん不可欠だとは思うのですが、ここでは少し視点を変えて、たとえば2人以上の子供に義務教育を施し、納税者となる成人まで育てた夫婦の老後の年金に少しインセンティブを与えてはいかがでしょうか? その人の半生に対する行政からの論功行賞みたいな感じでさ。

老後の年金暮らしが若干有利になることで、リアルタイムの結婚、出産、子育てへ即直結するとは思いませんが、世の中には少なからず超慎重派の人生を歩む方もおられますし、敢闘賞的な国からの「よく頑張ったで賞」をもらえると、子育て以外に目に見える形で何も後世に残せた感の持てない一般人の凡庸な人生に対する最後のエールみたいなもんでさ。多少なりとも人生を終えるまでのモチベーションが違う気もします。

そこで必ず噛みつかれるのは肉体的に産めなかった夫婦はどうするのか? だけど、そこは未就学児を引き取って育てた養父母にも同等の権利を付与するのはダメでしょうか?

年金給付の運営システムとか、平均的な個人の生涯納税額もオレには皆目わからないけれど、机上の空論的概算では財政にあまり負荷を与える思いつきではない気がするんですが…。

それにしても、なんでこんなこと考えたのか?

それはオレが「子ども手当」や高校無償化などの政策にかすりもしなかった子育て世代だったから、今後の若いご夫婦がちょっとうらやましくなってさ。ぶっちゃけ子育てのお金の工面は大変だったもん。

せめて、今や年金暮らしの無駄飯食いな年寄りのバカなりに、少子化のまっ最中に少なからず日本人を増やしたことだけは褒めてよね〜ってね?

https://www.nira.or.jp/paper/policy-co-creation/2023/02.html


いいなと思ったら応援しよう!