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日本海リゾート快速の旅【後編】

ども、ゆさっちです。

楽しい出会いがあったり、雨で旅程を変更しながらぶらぶらと新潟から弘前までやってきました。
今日は帰路につく日ですが、このままあっさり帰るのももったいない。
寄り道して帰ります。
青森にはもう1本、リゾート快速があります。
それに乗ってみたいと思います。

最終日のスタートは弘前駅から。
今日も雨の中の旅です。

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ここから奥羽線で青森駅を目指します。

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東北人には御馴染みの701系です。

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青森までは約1時間の旅です。

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ここからは青い森鉄道で野辺地(のへじ)駅に向かいます。

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おや、待合室にグッズの自販機が

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青い森鉄道のイメージキャラのモーリーのキーホルダーとハンカチを買いました。

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列車に乗り込んで、野辺地まではさらに1時間ほどの旅です。

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野辺地に着きました。
ここは青い森鉄道のほか、JR大湊線の起点でもあります。
大湊線はここ野辺地から下北半島を北上し、むつ市の大湊(おおみなと)駅に至る路線です。

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お目当ての列車がやってきました。
快速リゾートあすなろ下北1号です。

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中はこんな感じです。

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他のリゾート快速と違うのは、楽しいアトラクションやおみやげの車内販売もなく、ひたすら疾走している感があります。
乗ること自体がリゾート、という列車ではなく、下北観光の拠点である下北駅や大湊駅に速達するのが使命の列車といった印象です。

車窓は防風林が眺めを遮る所が多いものの、雨に煙る陸奥湾の景色を垣間見ることができました。

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終点の一つ手前の下北駅で下車しました。
ここは本州最北の駅です。

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ちょうどお昼時、土砂降りの中、駅の隣の観光案内所で傘をお借りして、駅前の食堂でお昼ごはんをとることにしました。
その名も「駅前食堂」

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「護衛艦ちくまカレー」がイチオシらしいです。
おもしろそう、これにします。(´∀`)

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そう言えば、大湊は帝国海軍の時代から軍港でしたね。
いまでも海上自衛隊では金曜日はカレーが出るとか。
艦長公認と書いてあったので忠実に再現しているのでしょう。
来ました、ででん!

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カレーにバラ焼き、サラダにゆで卵、小鉢、そして牛乳ってのが給食チックでいいですね(´∀`)
実際の自衛隊の皆さんに供されるカレーもこんな構成なのかな。
カレー自体は意外にもマイルドな味付けで、家庭的な味。
きっと、家庭を何ヶ月も離れて航海する自衛官のみなさんが求める味なのかなと思いました。

ごはんに旗の立ったランチを食べるのは何十年ぶりでしょう。(´∀`)
おいしかったです。

駅に戻り、列車を待ちます。
本州最北端の駅ではありますが、綺麗な駅舎でみどりの窓口もありました。
昔はここからさらに下北半島を北上する大畑線という路線があったのですが、その形跡は見つけられませんでした

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終点、大湊に向かう列車がやってきました。

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大湊は隣の駅、すぐに到着しました。

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ここは本州の鉄道の果て、ここより先に線路はありません。

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雨はあいかわらず、強く降っています。
天候と時間が許せば、大間方面にいってマグロでも食したいのですが、今回はここで折り返しの列車を待ちます。

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駅舎の中には、我が福島の会津に関する展示がありました。

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おやっ、と思って展示パネルを読んでいると、戊辰戦争で負けた会津藩が斗南藩として流されたのはこの地だったと判りました。

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それまで23万石(実勢66万石)だった会津藩が3万石のこの地に移され、この土地での生活は苛烈なものだっと聞いたことがあり、当時に思いを馳せました。

さあ、折り返し八戸行のリゾートあすなろが入線してきました。

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列車は来るときと同様、大湊線内を快走します。
野辺地からは青い森鉄道に入り、八戸を目指します。
八戸までの停車駅は三沢だけと、かつての特急はつかり並み。
車内放送のオルゴールもはつかりと同じで胸熱でした。(´∀`)

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八戸に到着しました。
ここがこの旅のゴールです。
ここからは一気に新幹線で自宅に向かいます。

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八戸駅の構造でユニークなのは駅舎から新幹線のホームを見下ろすところ。

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新幹線のホームに降りていく駅って珍しいですよね(多分)(´∀`)

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列車の時間はまだまだですが、駅舎の中の喧騒を逃れてホームにやってきました。
ホームのベンチで今回の旅を振り返ります。

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前編で触れた「海里」で同席したみなさんだけでなく、各地で地元の方や無人駅をさすらっているかたなど、多くの人と触れ合いを楽しむことができました。
天候その他の理由で、思いどおりにならなかった旅ですが、終わってみれば楽しかったなぁ(´∀`)
そして思いは次の旅のことへ飛んでいました。


そろそろ列車が来るようです。
今回はここ八戸駅でお別れです。

では!次の旅行記でお会いしましょう。
ばいちゃ!ヾ(*´∀`*)ノ

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