出雲国放浪記【最終話】出雲の神々を巡る旅・・・そしてサンライズ出雲
ども、ゆさっちです。
前泊をいれれば4泊5日の出雲の旅、早いもので今日は出雲を離れる日です。
後悔のないよう、今日一日出雲を味わいつくします。
今回は鉄分少なめ、写真マシマシでお送りします。
今日は一日バスを使っての移動となります。
出雲市駅からバスに乗ること約30分、やってきたのは・・・。
出雲大社です。
鳥居をくぐれば、そこは神の聖域、すがすがしい気持ちで参道を歩きます。
出雲大社に祀られているのは、大国主命(おおくにぬしのみこと)、といえば因幡の白ウサギ伝説ですよね。
あちこちにかわいいウサギの石像がありました。
程なく社殿に到達します。
何度来ても、荘厳な雰囲気に気がひきしまります。
社殿に向かって出雲の古式にのっとって「二礼、四拍手、一拝」でお参りします。
今更、縁結びという年齢ではないでしょうが、このnoteを読んでくださっっている皆様といいご縁があるよう、またみなさんのご多幸をお祈りしましたよ。
お参りのあとは大注連縄(おおしめなわ)に向かいます。
本殿ではなく、ここにあることをご存知なく、見過ごされる方も多いようです。
その大きさは何度見ても圧倒されます。
この大注連縄に程近いバス停から次の目的地に向かいます。
バスは海沿いを縫うように進んでいきます。
着いたのは日御碕(ひのみさき)灯台
クラシックなデザインの美しい灯台でした。
登ることもできたようですが、膝の悪いゆさっちは外からその偉容を堪能しました。
しばし、日本海の眺望を楽しんだ後、遊歩道を日御碕神社にむかって歩いていきます。
途中には美しい奇岩もあり、目を楽しませてくれます。
歩くこと10分少々で日御碕神社に到着します。
朱塗りの美しい社殿で、シックでモノトーンな印象の出雲大社とはまた違った美しさがあります。
ここも出雲式で参拝したあと、バスで出雲大社に戻ります。
出雲大社のバス停で乗り換えて向かったのは・・・。
島根ワイナリーです。
ここでお土産にワインを買うのと、念願の島根牛を食すのが目的です。
まず食欲を満たしましょう。
じゅーじゅー(語彙力)
う、うまっ!お肉はとろけるように柔らかく、脂身は甘く、しつこさがありません。
うまいなぁ、ワインが進みます。(*´▽`*)❀
完食、ごちそうさま。
そしてワイン。
今回のお目当ては、今回出雲初日にお世話になった出雲横田のワイン。
残念ながら逸品の白はありませんでしたが、赤もいいと聞きます。
楽しい横田の思い出と一緒にワインを持ちかえりましょう。
(画像は借り物です)
これで、今回の出雲の旅、食で思い残すことはなくなりました。
さて次はこの度最後の目的地に向かいます。
旧・大社(たいしゃ)駅です。
かつて出雲市駅からここまで大社線という路線が来ていて、最盛期には大阪や名古屋から直通の急行列車がありました。
しかし、出雲大社への参拝客輸送を他の交通手段に譲り1990(平成2)年に廃止、今は保存された駅舎だけが、当時の隆盛を伝えています。
では中に入ってみましょう。
シンと静まった構内にたたずんでいると、いまにも多くの参拝客をのせた列車がやってくる気がします。
そして、外観も内装もとても豪華な造り、鉄道の建築物にこれが許された当時、鉄道が元気だったころに想いを馳せます。
さあ出雲市駅にもどってきました。
サンライズの入線までまだ時間があります。
駅前の居酒屋で出雲最後の晩餐です。
お腹も満ちて、ほろ酔い加減。
駅のホームにやってきました。
発車5分前、サンライズ出雲入線です。
今宵の宿はA個室シングルデラックス
乗り込み、荷物を下ろすとほぼ同時に発車。
去りゆくホームに、出雲への別れを告げます。
夜のとばりの降りた車窓を見ながら、盃を傾けます。
旅の疲れと酔いのケミストリーでここちよい気だるさに包まれます。
こういうとき横になって帰ることができる寝台列車はいいですね。
横になって列車に揺れに身を任せているうちに、眠りにはいります。
途中、岡山駅で冷たい飲み物を補給した以外は、熟睡で気がつけば列車は暁の東海道をひた走っていて、身支度を調えると朝の東京駅に滑り込んでいきました。
寝台列車の旅が好きです。
唯一残ったサンライズの旅、その向かう先である、出雲も四国もいつもゆさっちを癒やしてくれます。
穏やかで開放的な四国も魅力的、そして、たおやかで日本人としての原点に気付かせてくれる出雲の神秘さも好きです。
すてきな人々と出会い、得がたい体験をした今回の旅。
日常に疲れかけた心を解放することができました。
また、心が欲したらこの地を訪れることでしょう。
その時まで今回出合った、素晴らしいみなさん、お元気で。
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