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日本海リゾート快速の旅【中編】
ども、ゆさっちです。
新潟から青森までリゾート列車で北上する旅。
前編では、新潟から酒田まで「海里」で、そして羽越線を北上、男鹿線に寄り道して秋田に着くまでをお送りしました。
2日目は秋田からスタートです。
今日のファースストランナーは「快速リゾートしらかみ1号」五能線経由の青森行です。
秋の行楽シーズンで終点まで指定が取れず、十二湖駅で後続の「リゾートしらかみ3号」に乗り継ぐプランを立てました。
中はこんな感じ
カラフルな配色がリゾート気分を盛り上げますね。(´∀`)
奥には車内販売のカウンターもあります。
駅員さんに見送られて出発です。
列車は東能代から五能線に入り、次の能代駅では約10分停車、この間ホームにあるバスケットのゴールではスローインのアトラクションがあります。
ここはバスケの名門、能代工業の地元、バスケの街なんですね。
まもなく車窓には日本海が寄り添います。
やがて空は雨模様となりました。
雨空の下、鉛色の日本海もまた郷愁を誘います。
十二湖駅に着きました・・・が・・・。
すごい雨!( “˙_˙”;)
本来は、リゾートしらかみ同士の乗り継ぎの時間で、バスに乗り換えて青池を見に行く予定でしたが、土砂降りの中、鉄旅の装備で山の中に行くのは無謀なので、バスを見送り、駅の中で作戦タイムです。
10:28の1号で来て、青池を見て13:07の3号で起つ予定でした。
車内では津軽三味線の演奏などのアトラクションもあり、楽しみにしていました。
でも、ここでただ3時間弱を潰すのはもったいない。
12:14の普通列車でどこかに移動することにしました。
待つことしばし、列車がやってきました。
ここでバスが駅に横付け、団体さんが大量に乗ってきました。
どうやら深浦まで、五能線に体験乗車するようです。
(あまりの人出に十二湖で写真が撮れず、深浦で撮りました)
列車は昨日男鹿線で乗ったのと同じキハ40です。
絶滅危惧種のキハ40、ここ五能線を去る日も近いとか。
キハは最新鋭の車輌と違って、発車時にエンジンの回転数がかなり上がってからじわっと動き出します。
まるで「よいしょ!えいっ!ふんっ!」という声が聞こえてきそうで、頑張っている感が愛おしいです。(´∀`)
使命を全うするその日まで頑張ってほしいな。
最初、深浦で降りて後続のリゾートしらかみを待つ予定でしたが、とある駅が思い浮かびました。
その駅を目指してこのまましばしキハに乗ります。
降り立ったのは驫木駅、難しい駅名ですよね。
「とどろき」と呼びます。
ここで降りてみたのは、まずその印象深い駅名、風が強く、波の「とどろく」音に馬もおびえたというところからきているとか。
隣の駅の風合瀬(かそせ)と併せて、駅名が日本海の荒々しい自然を物語っているところに惹かれました。
あとは、簡素な木造駅舎と目の前に海があるだけ、この孤独な空間にしばし身を置きたかったのです。
まずは腹ごしらえです。(´∀`)
秋田駅で買ってきたお弁当をひろげます。
駅舎の外は雨音、そして波の音、磯の香り。
それ以外は全くの静寂。
駅ノートに書かれたこの駅を訪れた旅人の想いに目を通します。
自分もちょこっと書き込みました。(´∀`)
当初乗る予定だった「リゾートしらかみ3号」が駆け抜けていきました。
そしてまた静寂が広がります。
つかの間の晴れ間が広がります。
次の列車がくる2時間ばかりの時間はあっという間に過ぎました。
もう1列車見送りたい気分ですがその次の列車は4時間後。
後ろ髪を引かれる思いで、弘前行の列車を迎えます。
その後も日本海は鰺ヶ沢の辺りまで寄り添い、いろいろな表情を見せてくれました。
途中でとっぷりと日も暮れ、一夜の宿となる弘前に到着です。
ホテルに入る前に晩ごはんです。
郷土料理のお店に入ります。
くぅっ!しみる!
旅の心地よい疲れは、最高のビールの友です(´∀`)
青森に来たらとにかくホタテです。
あとは、青森の郷土料理のセット
イカメンチ、けの汁、貝焼き、地魚のお刺身、エトセトラ
仕上げは十和田バラ焼きを定食仕立てで
「うぅ、はらくっちー」(福島弁で「お腹いっぱい」の意)
街をぶらぶらしながらホテルに向かいます。
酔った頬に当たる風の涼しさが心地よく、弘前は一足先に秋が深まっていることを感じました。
明日は、この旅を終えて自宅に帰る日。
でもちょっと寄り道して帰る予定です。
明日も天気予報は雨、まあのんびりといきます。(´∀`)
では、後編でお会いしましょう(´∀`)
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