ぬか床のような本棚をめざして
プロフィールに写真&音楽好き読書家を掲げていることもあって、現在進行形でまいにち本に囲まれて生きています。そんな僕のブックライフの一部を紹介します。
物心ついた頃から家族で本屋に行って好きな本を自由に買ってもらうことから始まり、建築学生時代は図書館で、建築系はもちろんアート・写真集・小説・漫画など、気になるものや名作は片っぱしから手を伸ばすようにしてきました。そして、あのAmazonが登場したあたりから本を購入する頻度が跳ねあがりました。今日まで図書館、書店、ネット通販、古書店など本を求めて行ったり来たりしている日々です。
気になる本を片っぱしから買っていてはお金も時間も無くなってしまいます。そんな反省から考えた自分なりの本の買い方について書いてみます。
■ 紙の本購入までの流れ
おそらく多くの方が既にやっていることだと思いますが、まず気になる本や誰かからオススメされた本は一旦Amazonほしいものリストに入れておきます。そして、大型書店に行ったタイミングでそのほしいものリストを片手に見ながらほぼすべてのコーナーに足を運びます。本の装丁や内容、つくりに対しての価格のバランスなどを確認することはもちろんですが、その対象の本の配置や周辺にどのような本が並んでいるのか等もチェックします。(だいたいこれをやっていると平気で1~2時間程度かかります。)そこで、今回は残念ながら見送ろうというものをリスト内から消していきます。(心が動いた時はその場で購入するようにしています。)
そのほしいものリストをガイドにして、今度は図書館や古本屋さんを巡ります。一度読めばOKとなるものと、何度も読み返したくなるものに分けられるので、後者であれば購入としています。
内容がとてもよくて、これから移動しながらでも何度も読みたいというもので、もし電子書籍がある場合は優先的に買うようにしています。
そうなると、紙の本を購入することは一時期よりだいぶ減りました。こちらが僕の紙の本購入時のマイルールになります。(だいぶ節約)
■ 紙の本購入時のマイルール
信頼できる方が勧めてくれた本はできるだけ早く手に入れて優先で読む。
雑誌はできるだけ買わない。
本の内容がよくても、装丁で心が動かないものはできるだけ買わない。
本全体と価格とのバランスを含めてよく考える。
購入する理由がハッキリ言えない本は買わない。
過去に買ったあまり読んでいない本などは、気がついたらこまめに本棚から出して売りにだすようにしています。定期的に新しいものと古いものを数冊ずつ入れ替えたり、本を読みながらレイアウトなどを変えたりしています。そうすることで本棚が風通しがよく、いつも僕に建築の設計活動に刺激を与えてくれる相棒のような存在になります。
僕は、ぬか床をかき混ぜたことはありませんが、ぬか床をかき混ぜる感覚ってこういうことなのではないかと思います。これからも素敵な本との出会いと僕の本棚のさらなる魅力の熟成発酵を願って。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!これから仕事のことや日常のこと、何かをひとりで始める方に参考になること等を書いていこうと思います。よろしくお願いいたします。
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