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50代の英検1級対策 ディクテーションの効果は?

“ディクテーションがリスニング力を高める”とよく見聞きするのですがどうなんでしょうか?

これまで、旺文社の「英検1級 文で覚える単熟語 4訂版」をかなりやりこんできました。意味のわからない単語を調べて、文構造を精読して、英文をノートに写して、それから数回読み返して、細切れにした音声を完全に聞き取れるまで繰り返し聞いて、同時にシャドーイングもしました。さらに一時期はディクテーションにも取り組んでいました。

英検の結果はどうだったのか、気になって確認してみました。すると、多くの方が苦手とされているリスニング問題のPart2で、ディクテーションなしの2023年度第3回と2024年度第2回がそれぞれ3問しか正解できず、ディクテーションありの2024年度第1回だけは8問も正解しています。たまたま勘が冴えただけかもしれませんが、効果はありそうな気もします。

次回の2024年度第3回に向けて、またディクテーションに取り組んでいます。正しいやり方かどうかわからないのですが、一応次のような手順でやっています。

コピーの裏に単語の語源と例文を書きました

①音声ファイルをダウンロードしました。旺文社の”英語の友”でも聞けるのですが、リピートアプリに読ませるので、あえて音声ファイルを使います。

②全文を何度か通して聞いて大体の意味を把握します。

③リピートアプリで一文ずつ、あるいはもっと短い意味の切れ目で反復して聞きながら、ノートに英文を書いていきます。音声は一時停止せずに、わかるまでひたすら聞きます。

④どうしても聞き取れない表現、意味や綴りのわからない単語はその都度テキストで確認して、意味や字面を認識した状態で繰り返し聞き直します。さらにその部分はノートに何回か書き取ります。完璧にわかるようになるまでには、かなりの回数を聞き返しています。

一つの話を書き写すのに30分弱で終わります。これまで何度も勉強した文章なので、大まかな内容は頭に入っています。それでも聞き取りにくい部分がかなりあります。特にイギリス人のナレーターの発音は聞き取りにくく、かなり苦戦しています。”いーぶんうぇねいあぶあせっつ???”と全く聞き取れない表現が”even when they have assets”など、意外に簡単な表現で驚きます。接続詞のofや関係副詞のwhereなども難しいです。

本当に力をつけるためにはリテンションやリプロダクションをする方がいいでしょう。でも、脳細胞が激減している57歳の頭には到底無理なことです。身の丈に合った学習法でできることをコツコツ続けるしかありません。

文単にはたくさんの英単語や熟語が収録されているのですが、そのうち半分以上の意味や綴りが曖昧なままです。とりあえず、ディクテーションをした文章の中でわからなかった単語は、単語カードを作成することにしました。
要約問題の練習をしていると、文章全体の意味がきちんとわからなければ要約のしようがないと感じています。中途半端にあれこれ手を出すよりも、一冊のテキストを完璧にする必要がありそうです。

果たして次回の英検の結果はどうなるでしょうか?
相変わらず遠回りばかりしている気もして、全く自信はありません。ですが、過程を楽しむつもりで粘り強くやり続けましょう!


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