#26 日記(時候のご挨拶)

昨日で今年の営業が終了した(わたしパン屋)。
今日は…

年明けの仕込みを始める。
正直しんどい。
大晦日も元旦も作業しないと間に合わない。

フランスで1月に食べられるガレットデロワというパイ菓子を作る。
毎年焼いていて嬉しい事に評判が良い。
お菓子屋さんでは追加で何度も仕込むのだと思うがパン屋では、いや他の店は知らないがうちでは1回しか仕込む機会を取れない。
他のパンと全く違う温度帯が必要なので、パンを全部焼き切った正月休みにしか作業できないのだ。
だから一度にまとめて作業するので量が多くて大変。

スタッフは誰もいないので好きな音楽を大音量でかけている。
中学生の頃、ダビングしたカセットテープが伸びるほど聞いたレコードを先日CDで再購入した。
思い出を懐かしむのは好きじゃないけど、最近頭の中でこの音楽が鳴っている事が多くて“買え！”と言われている気がしていた。
80年代の安い音がするがやっぱり好き。
“ゴジラ伝説”
シリーズで4枚セット、Amazonで見つけた。
幼稚でお恥ずかしい。

ゴジラのサントラをシンセサイザーで演奏したもので、YMOの影響から当時はサントラのシンセサイザー演奏が流行っていたのだ。
他にも風の谷のナウシカのシンセサイザーによるイメージアルバムやサンライズの某ロボットアニメサントラのシンセサイザー演奏とか、中学生の頃はそんなのばっかり聞いていた。
ゴジラ伝説はジャケットのイラストを開田裕治氏が書いていて、それも素敵なの。
最近では昔のアニメや特撮のサントラを音楽のサブスクサイトで聞く事が出来て嬉しい。

毎日色々ストレスのある中、3時間程度の睡眠で休み無しだから当然気持ちは病むし鬱状態にもなる。
でも鬱病にまで進んでいないのはこんな感じでゆる〜くやってるせいだ。

あと今年はnoteを始めてみて、私には何かを書くのがすごくストレスを吐き出すのに良いと感じている。
でももっと文章上手くなりたいなぁ。
私は自分の気持ちを言語化するのが苦手なので、ストレートに書いてしまう方によく驚かされる。
私は自分の気持ちにあまり正直ではないので、時間をかけて咀嚼しないと自分が何にモヤモヤしているのかよく分からないのだ。

鬱状態の時は誰にも会いたくないくせにもの凄く寂しかったりする。
経営者とスタッフって本音は言い合えない関係なので、毎日スタッフとお客さんにしか顔を合わせていないと、誰にも会っていない気になる。
妻はちょちょい私にライバル心をぶつけて来るので気を使う。
やはり出来ない話が多い。
それでついネットに依存気味になるが、普通のSNSは性に合わない我が儘な人間なのでnoteがちょうど良い様だ。

今も読み返すと自分の文章にウンザリさせられる事があるが、昔仕事で文章力の無さに失望して何も書けなくなった時期もあったので、こうして書く事が楽しいと思えるのはすごくありがたい。

こんな薄っぺらくて退屈なオッサンの文章なんかを読んでいただいた方々、フォローしてくださった方々、コメントで絡んでくださった方々、どうもありがとうございます。
私のストレス解消で恐縮ですが、今後ともお付き合いいただければ嬉しく思います。
それでは良いお年をお迎えください。