#7 あんまり性癖とかさらけ出すの怖いんですよ・・
私ちょっと性的な表現について、直接的な表現とかが少し苦手。
これは別に恰好を付けている訳ではなく、ただ分かりやすく書くのが怖いだけ。
私も別に綺麗に生きて来た訳ではないが、自分の性欲、性癖を人に見せてしまいちょっと辛い目にあった事があるので、無難な表現に置き換えてしまう癖がある。
30歳の頃、今の妻とは別の女性と間違えて結婚してしまった時の事。
実際には入籍も同居もしていないので、挙式だけの間柄、これは只の婚約っていうのかな?
知り合って割とすぐに結婚の流れになって喜んだけど、単に同い年の彼女が30までに結婚をと焦っていただけの話だった。
ある頃から急に冷たい態度に変わって、モラハラの嵐になった。
そんなに嫌ならもう止めようと申し出ると
「あたしがあなたと結婚するのは世間体のためなんだから今更止められるわけないでしょ‼︎」と怒鳴られた。
それでもただのマリッジブルーだと思う事にして迎えた披露宴、始まれば途端にすごく楽しそうにしてくれて、やってよかった!と喜んでいたのだが、終了後ホテルへ戻った途端ダミ声で
「あー楽しそうにすんの楽じゃないわ!」
あの笑顔が演技だったなんて、やっぱりこの女只者じゃないぞ‼︎
その夜の事、あんまり覚えていないが私は高輪プリンスホテルの床で寝た事だけは覚えている。
プリンスホテルの床で寝た奴は探してもなかなかおらんだろう!
硬くてヒンヤリ冷たい11月の夜。
クシュ‼︎
よく話しを聴いてみると昔、望まない妊娠をさせられた挙句、相手に逃げられた経験があるらしく、お腹の子のエコー写真を見せられた。
「あなたに気持ちなんか分からないよね!」
ドラマみたい。
中絶以降パートナーがいてハッピーそうな男を見つけては、寝とって“ざまあみろ”的な事を繰り返していたらしい。
“男なんてどいつもクズだ!”と証明して見下すのが楽しかったみたいだけど、側から見たら自傷行為にしか見えないよ…
そんな自分に嫌気が刺して、私が止めてくれるかと期待したが逆に失望させていたそうだ。
そりゃあご期待に沿えなくて申し訳ない事をしたね。
当時の私は性行為の様子を撮影するのとか好きで、以前お付き合いしていた方々は皆さん嫌がるそぶりも見せずノリノリで応じてくれたものだから、まさかそんなに嫌がる人がいるとは思ってもみなかったのだ。
彼女にとって私はダントツ変態だったんだろう。
おかげでよく見下し発言をいただいた。
「あなたみたいな人(単純バカ)には私みたいな女(格上?)は合わないのよ。男(あんた)なんてチョロかった」
そりゃあ遊び慣れない私なんて赤子の手を捻るより楽勝だった事でしょうよ。
それでもこの人が好きで好きで仕方なかったもので耐えていたが、縁が切れるまでしばらくチンコ勃たたなくなった。
でも私の性欲が彼女の嫌悪感の原因なら、チンコめ!こいつが居なけりゃまた仲良くしてくれるんじゃないの⁈
切れないの?これ!
とか意味不明な事を思っていた30歳。
結局互いに盛大な人違いをしていた様で、
おかげで今も、人を見る目には自信が..無い!
以後性欲を向けると嫌われてしまうという変な思い込みが抜けなくなる。
ちょこっと私のトラウマ体験。
色んな所で顔を出します。