(前)学校のイベントで、グループ作って調べた事?を発表するらしいから色々調べて紙に書いたの。
結構自信あった。
で、その情報があってる?かを確かめる(確かめないと発表できない)為に調べたことが書いてある紙を先生の元に持って行ったの。
まぁ、書き直しになった。
で、しょんぼりとしながら席に戻ろうとした。でも戻ってる途中に(頑張って)調べたことが書いてある紙をグループの中の1人(男)が笑ってきた。笑いを堪えきれなさそうに。
まぁ、傷ついた
めっちゃ傷ついて泣きそうになった。いや泣いた。
でも泣いた顔を見られるのは恥ずかしいので、
下を向いて泣いてることがバレないようにした。
わざと消しゴム、鉛筆とか落として、拾ってる間に袖で涙を拭いてた。
「うっうっ」って、過呼吸になったけど過呼吸になってることバレたら気まずいから必死に過呼吸を抑えて心臓に「うっうっ」過呼吸を留めた。
必死に他の文章を考えた。必死に涙を堪えながら調べた。でも結局あれに変わる文章はなかった。
どうしようどうしようと、冷や汗だらだら。
冷や汗だらだらなことがバレたら汚いと思われそうで怖いので、頑張って冷や汗を服に密着させて拭く。もちろんみんなにバレないように。
見つからないけど、見つからないとヤバいので必死に情報を探す。
そんなことしているうちにいつの間にか授業が終わってしまった。
先生が号令をかけて、すぐランドセルを持ってくる。とにかく早く帰りたかった。一瞬でランドセルを準備して、一瞬で荷物をパンパンに詰める。
帰りの会が終わって、ようやく帰れる。
とにかく早く帰りたかったから、本当は走りたかったんだけど、走ったら怒られるし、気まずいし、誰かにぶつかったらヤバいし、ランドセルが重かったから、走ってもそんなに早く走れないし。
とにかく走るのはデメリットが多すぎるので早歩きすることにした。いつも早歩きだけど、次元が違う早歩き。
目に涙を溜めながらも、動悸を感じながらも。何事も無かったかのような表情を作って早歩きする。
トラウマになりそう……いやトラウマの女子高校生の笑い声が脳内に響く。
頭痛くなってきたけど、ふみとどまったら
「え、あの人何してんの?笑 大丈夫かな?笑笑」
「えなにこっちみてきて怖いんだけど笑」
……ってコソコソ言われそうで怖いから、進む。
女子高校生がスマホを見て キモ とか言ってるのを見ると、自分に言ってるんじゃないかって、ドキドキしてくる。
女子高校生が嘲笑うかのようにこっちを見てくる。見てきてないかもだけど、……そう感じてしまう。
どういう顔すればいいのかわかんないけど……
真顔だと怖いし、でもなぜか笑ってるとキモいし、
落ち込んだ顔だとなんかコソコソ言われるし……
堂々とした表情をしたいけど、顔が硬直して出来ない。
……いや、変に堂々とした表情しても変なのって思われるだけか……
まぁ、変に女子高校生を見なければ……
(ちょっとでも見たら変な目で見てると思われるかも、気持ち悪いと思われるかも)
とか、色々考えながら渡った、過去一冷や汗をかいた横断歩道。短時間でこんなに考えたのは初かもしれない。(初じゃない)
あ、家に着いた
別に、認審査通らなかったのはいいんだけど審査通らなかっただけでそこまでバカにする必要ある?
そう考えると、いつの間にか頬が濡れていた。
あ、涙か……
あの、明らかにバカにしたような笑いがトラウマになった。「……ぷ、ぷッ……w、、あはっははあ!!はあ!!!ははは!!wwまって、我慢できないww」
結構大声で笑ってたから、みんなに注目されたよ。なんかみんなコソコソ言ってたよ。
注目されるのは好きだけど、注目されて全く嬉しくなかった。むしろ絶望だった。
ショックで、1日くらい?2日くらい?休んだ。
本当はまだ行きたくないけど、次の日行かなきゃ、その次の日も行かない。
その次の日も行かない。次の日行かなきゃ、これからずーっと休んじゃう。……っていうのは小学二年生の不登校時代に体験してわかったから、行きたくない気持ちとか、無視。
それから何日?か経って、いざ発表する時。
興味とか、一切ないけど 他のグループの朗読を興味ありそうに聞く。
……ん?自分が書いた文章と同じようなこと言ってるじゃん。
今その文章を発表できてるってことは、あの審査通ったってこと?!……
なんで私と(ほぼ)同じ文章を書いてるのに審査通ってるの?えこひいき?
なんでか、先生に聞いてみたいけど……そんな勇気はないからモヤモヤしながらそのグループの朗読を聞く。
……あ、私の文章笑ったやつなら、私が書いた文章とほぼ同じあの文章も笑うでしょ!
……(確認)
……
……、、、、、
????
あれ、笑ってない!真顔だ……
……
……あ、「私の書いた文章」だから笑ってたのか?……
……
あっ……(察し)
なんか、察してしまった。……
しばらくすると、いやしばらくしなくても怒りと悲しみと屈辱と疑問と理不尽が混ざった、不思議な感情を感じた。……とりあえず、「絶望」した。
JKの笑い声も、視線も、注目されることも、喋ることも、全部怖い。
目に見えない「嫌われ」もうトラウマだし嫌だけど、目に見える「嫌われ」もかなりやだな……って。
1、2年前の出来事だけど、思い出しちゃったよ。
いや、わざわざ思い出そうと思わなくても、常に頭の中には記憶が残ってるな。理不尽だな。