歌う美神〜Julie【沢田研二】｜#YouTubeの紹介
noteは様々な年代の方がいらっしゃるメディアプラットフォームですね。
若い方がご存じないかもしれない
サブカルチャーについて、BRILLIANT_Sが今まで生きてきた中の極私的偏愛YouTubeを、これから思い付く限りご紹介したいと存じます。
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本日取り上げるのは
【沢田研二】（＝Julie）です。
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（※愛称は、彼がジュリー・アンドリュースが好きだったことから決めたそうです。）
まずはこちらのYouTubeを
ご高覧下さいませ！！
★カサブランカ・ダンディ★
〜YouTube
今見ても、思わず3度見するほど格好良いです✨✨
ファッション含むスタイルもまったく古びてないです。（曲名のテロップ除く）。
長髪でスレンダー、男性とも女性とも言えないような艷やかな美しさがあります。
――noter様は如何思われますか？
ちなみに、歌詞の「ボギー」とは、映画「カサブランカ」の主演男優、ハンフリー・ボガートのことを指します。
ゆえに曲名が「カサブランカ・ダンディ」なのですね。
トレンチコートが様になる男。
―――
次のYouTubeは、彼の曲の演劇表現、舞台演出の極みの映像だと思います😊
画質はあまり良くありませんが、（4Kで再録希望！）日本の歌謡史の歴史に残るパフォーマンスと謳っても大げさではないでしょう。
★サムライ★
〜YouTube
歌詞は阿久悠。
センスが炸裂しています。
【サムライ】
片手にピストル
心に花束
唇に火の酒
背中に人生を
ありがとう ジェニー
お前はいい女だった
はんぱなワインより酔わせてくれたよ
だけど ジェニー
あばよ ジェニー
俺は行かなくちゃいけないんだよ
寝顔にキスでもしてあげたいけど
そしたら一日 旅立ちが延びるだろう
男は誰でも、不幸なサムライ
花園で眠れぬこともあるんだよ
・・いやいや、曲と歌詞が良いのはもちろんですが、歌詞を読んでこの衣装は天才！！
↓ ↓ ↓
ナチスの腕章をしたレザーの上下＋
薔薇のTATTOOを模したビジューの刺繍のシースルーのインナーですよ😳！！
そして稲光が走るなか、畳が敷かれた上で短刀を歌いながら抜く！！抜いたあと、歌い終わりに短刀に照明を当ててぎらつかせる・・・
もう、このYouTubeは決まりすぎていて異次元です。
Julie本人に関して言えば、彼は歌詞の一つひとつに魂を籠めていて、語りかけるようにストレートに聴く側の心に響かせます。また、カメラを捉える視線によって、こちらが傍観者になったり「ジェニー」の気分になったりして、曲のストーリーに惹き込まれるのです。
久し振りに聴いて、本当に痺れました。
オマージュでもありそう。
★LOVE（抱きしめたい）【stage mix】★
〜YouTube
このYouTubeを誰が観ても、Julieがただの歌い手で無いことは分かるはず。
ドラマティックに曲を表現する、優れた役者だと言えるでしょう。彼の功績だけではありません。昔のTVの歌番組は「総合芸術」でした。
↓ ↓ ↓
1.Vocalや歌う表情で、曲の中の「彼」の哀しみを表現
2.包帯を巻いた手に血を滲ませたり、頬に擦り傷をつけたりするメイクを
施し、心の傷を視覚化
3.ステージ上で、土砂降りの中濡れて歌わせることで、逃れられない運命を感じさせる演出
まあ、それにしてもこの曲のJulieは美しすぎます。
ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画に出て来るヘルムート・バーガーみたいです。
美しい。
★Julieの醸し出す魅力★
Julieの魅力を纏めますと、
①アンドロジーナスな美
・・若い頃の姿に備わる、ギリシャ彫刻の神のように麗々しい美
②ファッションや舞台美術等による曲の世界観の演出
③歌と動き（振り）による立体的な深い演劇表現
BRILLIANT_Sの私見ですが、大きく挙げてこの3点かなと思います。
今、ジュリーに匹敵するアーティストを考えてみても、頭に中々浮かんできません。（誰か居たらご教示下さいませ）
ＴＶがお茶の間（死語？）＝リビングの主役だった、昭和の時代だからこその【STAR】なのではないでしょうか。
まだまだJulieに関してはご紹介したいYouTubeが山積しています。きりがないので、彼の名シーンのメドレーのひとつを添付して、このnoteを締めくくりたいと思います😊
★沢田研二ヒットメドレー★
〜YouTube
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🌟Ｉam a little noter.🌟
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