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書ききれない「ありがとう」〜140文字超のメッセージ|#ツナグ物語

 noteとXで連動した、新しい企画を拝読。

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「人生が変わった瞬間・ターニングポイントのエピソード」


募集内容:あなたが過去に経験・体験した想い出のなかから人生が大きく変わった瞬間ターニングポイントについてのエピソードを教えてください。

文字数に制限はございませんが、𝕏でも同様のイベントを開催しておりますので140文字前後と短い想いを紡いでください。

投稿は随時受け付けます。

「生きかたを繋ぐ140文字の想い」様note


 選ばれたnoteやXには、特別インタビュー/AIによる動画の機会を作っていただけるそうです。


 早速、まずは慣れたnote向けにひとつ、生きかたの物語を綴ってみました。


 (noteでは140文字を超過しています)


よろしければご高覧下さい!





背の高かった伯父さんへ



 伯父さん。小さい頃からお習字を教えてくれた伯父さん。どうしていますか?


 伯父さんは背が高くて、いつも黙って上の方から皆を見ていましたね。


 皆で旅行へ行った子どもの頃。


 伯父さんの故郷ふるさとの海で、はるか遠い沖まで、私を抱えて泳いでくれましたね。足が届かないのは初めてで、びっくりしながら、妙に安心している自分がいました。


 大きくなって、苦心してお習字を書いているとき、

「さよちゃん。間違っているところに気付いたら、半分出来てるんだよ。

 ぶつかったら、もう階段に上がる手前なんだよ」

と教えてくれました。


 合格した大学を選ぶとき、

「伯父ちゃんは、〇〇大学が良いと思うよ」

 と、わざわざ電話をかけて、進むべき道を照らしてくれました。


 バスに乗ったとき、吊り革を持つ私がよろめくのを、何度も支えてくれました。


 実の娘である従姉妹いとこうらやむほど、父娘おやこのように、私に接してくれましたね。


 私が嫁いで遠くに行ったあと・・・癌になったことを知り、心底心配していたとき。


 電話口、かすれた声で、


「―――大丈夫。

 さよちゃん、大丈夫だよ」


 と、逆に私を励ますみたいに言ってくれましたね。胸がつぶれそうでした。


 目立たないけれど、筋の通った伯父さんの沁み入る優しさは、大きな樹にとまる鷹を思わせます。伯父さんのひとこと一言が、私の人生の軌道を正しく変えてくれました。


 伯父さん。ずっと、吸い込まれるほどの高い空から、変わらず私のことを見てくれているでしょう。伯父さん、有難う。側にいなくても、「さ◯ちゃん」と呼ぶ声は、今もすぐ耳に聴こえてきます。



稲◯の伯父さんへ

佐代子


▶Que Song

Anniversary/JUJU





 伯父については、以前noteで書いたことがあったかもしれません。


 今回、「#ツナグ物語」企画にあたって、自分の心に残る人たちを再度フォーカスしていきたいと考えております。



#ツナグ物語

 生きかたを繋ぐ140文字の想い様、拙作ですが、ご査収よろしくお願い申し上げます。



🍁Xの募集🍁

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 また、次の記事でお会いしましょう!



🌟Iam a little noter.🌟



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