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偏愛Dance〜極私的collection 〈à la carte〉|#YouTubeの紹介


 神保町駅で、着付け一式の入った巨大なキャリーケースを持って移動しているとき。


 階段を苦役のように歯を噛み締めて持ち上げていると、ひとりの英国紳士みたいなビジネスマンが、

 「僕が、持ちますよ」

 と言って、さっと手を出して、地上まで運んでくれた。


 「有難うございます・・・」

 と申し訳なくお礼を伝えると、

 「・・・よく、今までひとりで運びましたね」

 
 と、にこっと微笑わらって、何もなかったように颯爽と立ち去った。


 これは・・・惚れるでしょう!!


 目をハートにして見送った、
BRILLIANT_Sです😍


↓ ↓ ↓

#挨拶文を楽しもう





 はい、本題です。前回のこのテーマの記事から、もう5ヶ月が経ちました。


 娘は日本舞踊やジャズダンスが出来るのですが、私は運動音痴で、ジムのスタジオで行うリズミカルな動きすら、まったく追いつかなくて挫折してしまいます。



 それにもかかわらず、子供の頃から上手な人がDANCEをするのを見るのは本当に好きで、TVでも映画でも、将又はたまたミュージカルであっても、国内外問わず気に入ったものはビデオに撮って収集したり、背景が分かる資料を取り寄せたりしました。



✢参考サイト

▶ダンスとは


 ひとつのBRILLIANT_Sの備忘録として、またnoter様との共通認識を増やせれば嬉しいな、という我儘わがままとして、これまでのお気に入りのDanceをYouTubeで調べ直して、ご紹介していきたいと存じております😊



🍁🍂🍁



  第6回めの偏愛Danceです。




今回はDanceのà la carteア・ラ・カルトということで、極私的に映画の中で記憶に残るDanceをフューチャーしていきましょう。



🍁パルプ・フィクション

 〜Twist Dance


 ジョン・トラボルタ
 ユマ・サーマン


 ファンである俳優を、自分の作品に登場させるのがお馴染みのタランティーノ監督。


 ジョン・トラボルタのキャリアは当時停滞気味だったのですが、「パルプ・フィクション」に出演し、この伝説のダンスシーンを残すことで再評価され、アカデミー主演男優賞を獲得しました。


 このTwist Danceの見どころは、トラボルタもユマ・サーマンも、「Danceをしながら会話している」ということ。


 ユマ・サーマンが仕掛けた動きに呼応して、直後にトラボルタがアレンジした動きでTwistします。これは中々Danceが染み付いてないと出来ません


 是非、じっくりとご覧下さい。

 

🍁サタデー・ナイト・フィーバー
 〜Disco Dance

 ジョン・トラボルタ


 言わずと知れたDisco文化の金字塔。


 この映画に使われた音楽は世界的に流行し、若者のファッション、サブカルチャーにも多大な影響を与えました。タランティーノもそのひとりだったと思われます。


 (トラボルタの朝の支度のシーン、松田優作の「探偵物語」と似ていました。オマージュなのでしょう)


 このYouTubeでは、音楽のフレーズごとにDanceを変化させ、Danceフロアを縦横無尽に使い切っているのが印象的です。このように空間を活かすのは、Danceの基本となります。


🍁セント・オブ・ウーマン/夢の香り

 〜Tango

 アル・パチーノ
 ガブリエル・アンウォー

 


 極私的にTangoが好きなので、その系統のDanceシーンは記憶に残りやすいです。なかでも、この映画のアル・パチーノのDanceには驚愕しました。


 何と言っても役柄が、「盲目の軍人」。驚くことに、アル・パチーノはガブリエル・アンウォーとほぼ目を合わせません。これはTangoではあり得ないことです。


 その状態で音楽に合わせて踊り切るのは奇跡ですが、どうやってふたりの息を合わせたのか、よくよく映像で確かめると、「リードする手のひら」でした。凄い、と思わずうなりました。



🍁Easy Virtue(原題:日本未公開)

〜Libertango

 ジェシカ・ピール
 コリン・ファース



戯曲が元になっており、ヒッチコックがサイレント映画で制作したのち、それをリメイク。

舞台は1920年代イギリス。

昔を感じさせるような音楽や衣装、装飾が印象的で、コメディ調でストーリは運ばれて行く。

Filmarks 口コミより


 こちらはまずとにかく映像が美しい。そして、ジェシカ・ピールが得も言われず妖艶で格好良い。もし煙草を吸うなら(いや、吸うことは一生無いでしょうけど😌)こんなふうにくゆらせてみたい、となりました。こんな映像は中々無い。


 肝心のDanceシーン、Libertangoですが、このDanceの見どころは、「知り合ったばかりの男女の距離感」というのが見事に体現されていること。


 Tangoというのは、相手に身を任せてアクロバティックに踊ったり、足と足を高速で絡ませたりして、一呼吸間違うと大怪我をしてしまうDanceです。


 この映画では、相手のDanceの力量を確かめながら、次第に重心を相手に持って行く=心を任せる様子が感じられるのです。


 Tangoを踊る前に、周りの女性が品定めしている様子も面白い。この映画は、イギリスのブラックユーモアの要素が含まれているようです。


🍁【おまけ!!】

Cool World〜Disco Dance


 キム・ベイシンガー
 


 こちらは、YouTubeサーフィンをしていて発掘したものを【蔵出し】いたします。


 キム・ベイシンガー(詳しくはWikipediaをご参照下さい)のsensualな雰囲気そのままに、アニメーションで、指先まで行き届いたDanceを表現しているのに惹き込まれます。


 元々ディズニープリンセスを観ていた頃から、


「アメリカのアニメーションは大人の女性の動かし方が上手いな・・・」


 と思っていました。ちょっと子ども向けだけでは勿体ない、と。


 そこで最近こちらを観て、


 「やっぱり良い!!」

 と納得しました。


 この映画はブラット・ピットも出ていて話題になったようです。
(注:R18指定)



🍁🍂🍁



 如何でしょうか?

 この回は、これでおしまいです。


 また、機会がありましたら、

 偏愛Dance第7回め、8回め・・・と

続けていきたいと存じます。


Pour votre plaisir !

(お楽しみに!)




  お読み頂き有難うございました!!


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 また、次の記事でお会いしましょう!


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💃偏愛Danceカタログ💃




🌿偏愛Dance第1回め。

🌿偏愛Dance第2回め

🌿偏愛Dance3回め。

🌿偏愛Dance第4回め。

🌿偏愛Dance第5回め。



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