追悼・西田敏行氏〜もしもピアノが弾けたなら|#朗読とPokekara
西田敏行氏が享年76歳で亡くなりました。日本の演技派俳優の重鎮と言える方で、本当に惜しまれます。
心よりお悔やみ申し上げます。
彼の演じる役は幅広く、ジャック・レモン※1のように、おどけた中にもペーソスあふれる様子であったり、【ゴッドファーザー】のマーロン・ブランド※2のように、厳かな威圧感を漂わせたり、まさに唯一無二の存在でした。
そして歌手としても優れていました。代表曲は
もしもピアノが弾けたなら。
歌詞がまず素晴らしいので、拙いですが、朗読してみます。
朗読するにあたって、歌詞を熟読して気付いたのは、
「この歌は愛する女性ではなく、愛する子どもに宛てたものではないか」
ということ。
朧げな記憶では、この歌が主題歌だった【池中玄太80キロ】のドラマでは、カメラマン役の西田敏行氏が妻を亡くして孤軍奮闘しつつ、3人の娘たちを育てるストーリーでした。
―――娘たちに、自分が経験した本物の愛を教えてやりたい。
―――だけど、それをうまく伝える術が見当たらない。
そんな朴訥な男親の心境かと振り返れば、涙がせり上がるようでした。おそらく絵本ひとつ読むのも、たどたどしかっただろう男親の姿が、目に浮かんで離れませんでした。
#Pokekaraでも歌ってみました。
↓ ↓ ↓
歌で語りかける西田敏行氏ご本人の姿は、当時一場の舞台さながらでした。是非、どなたかに、歌い継いでほしい名曲です。
最後に、西田敏行氏のご冥福を祈念して、このnoteを終わりたいと存じます。
▶参考YouTube
※1…ジャック・レモンの代表作
「アパートの鍵貸します」
※2…マーロン・ブランドの代表作
「ゴッドファーザー」
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🌟Iam a little noter.🌟
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