#見つからない言葉|#青ブラ文学部
山根あきら様のnoteを拝読。
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山根あきら様は「 #さゆらりる 」という造語を仰っていたので、私も片付かない想いを名付けるなら、何かな・・?
と考えてみました。
私は過去、(何度かnoteには綴っていますが)心底から頼りにしてきた父親や伯父を、事故のように一瞬にして失くしてきました。
父親は胃がん、伯父は私が夫の転勤のため遠方に住んでいたとき、知らぬ間に病気が進んで先立ってしまいました。
心の拠り所を失くすのは、
登っていた梯子を
突然消されるような、
崖っぷちに
裸足で立たされているような、
何とも言えない心持ちになります。
この気持ちは、#ゆきさびるとしか
言いようが ありません。
それが普段の生活で再現されるのは、
「あなたは必要のない人間だ」と
見離されるときです。
「お前は出来てないから、〜しろ」とか、
「ここを直せ」と指導されるのは全く気にならないし、かえって感謝出来ます。
でも、「要らない」と切り捨てられるのは、死によって頼り切っていた人たちから切り離された記憶と重なって、耐え難いのです。
実際、過去、仕事で信頼していた人(女性)から、会社の方向性に疑問を呈して発言したことに反感を持たれ、潰す勢いで叱責されたとき、
「#ゆきさびたり」となってその後の記憶が消えました。(ラジオのOA中。ほぼ放送事故でした)
私の実家の近くに、「ゆきゆきて、神軍」を撮った監督が住んでいました。「ゆきゆきて」には人生を放浪する奥の細道的ニュアンスがあると思います。
また、「さびる」には、「寂びる」と「錆びる」のダブルミーニングがあると思います。
#ゆきさびたり または #ゆきさびけり のことばに、そんな心許ない片付かない想いを託してみました。
(ほろ酔いでまとまりなくて恐縮です)
この機会に、少しだけ尊敬していた
伯父のことを綴ります。
伯父は、
私に書道を教えてくれる師匠でした。
物堅い性格の伯父は、
私が条幅(大きい書道用紙)を書いているときは
邪魔しないように階下に降り、
いつもマラソン中継を観ていました。
子どもの頃一族郎党で
慰安旅行をしたとき、
酔って必ず歌うのが「軍歌」でした。
大学を決めるとき、
「伯父ちゃんは✠✠ちゃんには
〇〇の大学のほうが
良いと思うよ」
とわざわざ電話してくれました。
私が結婚する前、
父親代わりとして、
夫になる人を
食事会で検分してくれました。
・・・亡くなる前、
心配している私のことを気遣って、
電話口、かすれた声で
「大丈夫。伯父ちゃんは大丈夫だよ」
と言ってくれました。
・・・・
私にとっては伯父は大切な人。
第二の父です。
※伯父についてつぶやいたnoteです。
↓ ↓ ↓
※本当の父に関してはこちらに綴りました。
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まあ、そんな有難い存在が
身近に揃っていたことに
感謝しかありませんが、
愛着が強いほど、
失くしてしまった
喪失感はひときわ涙を誘います。
これからは、「#ゆきさびる」が
有りませんように。
せめて、
きちんと看護なり介護なりして、
普段の生活なら
誤りをきちんと正す努力をして、
・・・それでも
如何ともしがたいのなら、
諦める。
そういうプロトコルを進みたい、
と思うのです。
▶Que Song
LOOK/シャイニン・オン君が哀しい
#ゆきさびけり そのもの。
(私の十八番でした😊)
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