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VIVA!アクセサリー〜Favorite Pieces|エッセイ

何を隠そう(いや、隠さないで良いのだが・・)←ちょっとくどい💧もう止めます🙇


私はかなりアクセサリー好きである。アパレル時代、毎日自分の好きなアクセサリーを身に着けていたら、

社長から

「アクセサリーデザイナーをやれ」

と辞令が出てしまった。


デザインのメーカー指示書なんて、右も左も分からず(一般の大学だったので)、まったく見様見真似で仕事をしていた。


勤めていたニットメーカーの商品には、合わせるアクセサリーもある程度のボリュームが要る。デパートや高級品を扱うインポートのブティックで、市場調査をしながら勉強した。


ネックレス以外に、ストールやベルトなども扱った。話が広がり過ぎるので言及は避けるが、良い経験をさせてもらったと今では思う。



🌟参考note/
自作小物とアクセサリー🌟

↓ ↓ ↓



娘に4分の1くらいは譲ったのだが、今でもアクセサリーを所持する数は多いほうかもしれない。


今日はその中でも、「自分らしいな」と感じるいくつかを披露させて頂く。




🌹フィリグリー(銀線細工)など、
シルバーアクセサリー🌹



「武春」「純銀」の銘が。


(手前)フィリグリーのペンダントトップ。ヤフオクで落札した作家物(武春作、純銀)。

二枚の葉々の上に真珠がふたつ、朝露のように配置されている。それも玉の大きさを変えて(3.4〜5.1mm)、リアルな雫を表現している。

(左奥)【オズの魔法使い】をモチーフにした珍しいシルバーリング。

かかし、ライオン、ドロシー、ブリキのロボットが手をつないでいる。

プリキのロボットのハートは、窓が開いて見えているなど、細かいレリーフが心憎い。


(右奥)ベビーパールの指輪。
葉々のペンダントトップと合わせて着けているもの。アンティークな雰囲気が気に入り、ヤフオクにて落札。



🌹七宝焼のイヤリング🌹




七宝の花のイヤリング。詳細不明。(親から譲り受けた?)


七宝焼は実は世界中にある技法。
このイヤリングの花弁はなびら1枚1枚、硝子ガラスの釉薬を流して色をつけているため、生花に似た色のグラデーションが美しい。

花の形も微妙に変化がついているので、もしかしたら作家物かもしれない。



🌹蜻蛉玉のリング🌹




親しくさせて頂いている、蜻蛉玉の作家の先生から分けて頂いた指輪。


バーナーワークで1点1点仕上げるため、これこそ世界にひとつしかない。


画像では判別しにくいが、大きさも様々な花が散らされていたり、宇宙のような渦巻きがあったり、色相になっていたり、眺めて飽きることが無いほど美しい。


ひとつの作品世界を、指にめることが出来るのは幸せだ。



🌹グレーパールのブローチ🌹




(左)彫金細工のグレーパールのシルバーブローチ。


これはアパレル時代、展示会に発注に来られたブティックの店長が着けておられたのと同じもの。


話を聞くとご自分で作られたとのこと。


シュルレアリスム的なデザインにひと目惚れして、自分のを依頼させて頂いた。


(右)グレーパールとマザーオブパールのブローチ。


こちらはアールデコ風なのが気に入っている。マザーオブパールの土台がモザイクのように貼り合わされているので、ニュアンスがあって良い。


グレーパールは、ホワイト系のパールよりかしこまらず気軽に着けやすい。



🌹象牙のネックレス

/イヤリング🌹




孔雀かトップにデザインされた、象牙のネックレスと象牙のイヤリング。

今は象牙はワシントン条約に基づいて、取引が禁止されている状況になっているようだ。



私が入手したのは取引禁止以前。
実家には象牙の品物がいくつか有り、そんな大層なものだとは知らなかった。


地元のブティックで、アクセサリーコーナーの奥にこの孔雀のネックレスがあるのを見つけ、親しい男性の店長に


「これ、凝ってて素敵ですね」


と言ったら、


「ああそれ、気に入った?


・・・うちの親父がね、海外で買い付けたんだよ。昔は流行ったからね。

もう多分売れないから、安くしておくよ」


と言って、本当に破格で分けて頂いた。私が象牙の相場で考えているのとまったく違った。


(ちなみに、騙すような人ではありません)


ちょっと申し訳なくて、イヤリングも揃えて購入した。


このセットを見て、娘が直ぐ


「これは要らなくなったら頂戴。今は似合わないから、大切に置いておいて」


とちゃっかりキープされた😌




ご高覧頂いたとおり、「私らしさ」のあるものは


・高価でないけれど【本物】

・一点もの、または希少なもの


が多い。


ヴィンテージや、レトロなもの、職人仕事が光るものは、その品物が出来るまでのストーリーを感じるから惹かれる。


自分自身にも、ひとつの彫刻を刻むように、唯一無二な人生を刻んでゆきたい、と考えている。



▶Que Song

KIRINJI/薄明 feat. Maika Loubte'




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また、次の記事でお会いしましょう!



🌟Iam a little noter.🌟



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