「生まれてきてくれてありがとう」をベースにする
うちの3番目は
グレーゾーンです。
1歳児で子供園に通い始めた時から
ずっと先生たちに「発達要注意」
ってレッテルを貼られてた。
先生たちにたくさん心配してもらいました。
担任の先生とは別にもう1人の先生がいて、時々うちの子にしっかりついてくれたりしてました。例えば、
朝の会では、座ってられない。4歳児まで続きましたが5歳児にはかなり減ってました。先生、ありがとうございました。
私自身、子供の出来てないマイナス面を言われると
心配や不安から
子供に怒ったり
イライラしたり、
自分の子育てがダメなのかなって
迷ったり
どうしてこうなの、って
悲しくなったりした。
私の母親から「こんな子産まれてかわいそうに」って非難された。
そして、こんな不安が。
このままじゃこの子色々まずいかも
友達できるのかな
苦労しないように先回りしないと
辛いことにならないように躾しないと
自分が苦労したことはこの子も
辛いだろうから習い事させよう
人から変だって思われたらかわいそう
って親目線の、私自身を守るための気持ちが出てきた。
この自分を守ろうという自分よがりな思いが嫌で、この不安て、本当に起こるのかな?
不安からの習い事って本当に必要?子供にとって何があれば生きやすい?って何度も自分の中で向き合った。
辿り着いたのは、
生まれた瞬間に心から感じた
「無事生まれてきてくれてありがとう」
この考えをベースに置いとくと、
こうなってほしい、
ああなってほしい、こうならないでほしい、
ではなく、
「元気に生きてるだけでありがとう。」
そう思えるようになって、周りからなんて言われようがどうでも良くなった。
そして、だからこそ、私のできる範囲のことはやる。必要な支援の機関などは利用したし、なるべくいろんな体験をさせてあげたくて好きな魚、恐竜、働く車などの本を買って一緒に読んだり、いろんな人に触れる機会を作ったり、水族館など何かのヒントになりそうな場所に連れて行くようにしている。気持ちや想いを受け止める。
支援機関では、新しいおもちゃに出会えて、夢中になって組み立てたり、カードゲームを通して言葉とイラストをつなぎ合わせたり、椅子に座っていられるように促したり、先生の話を聞くときは聞く、通所してる他のお子さんと触れ合ったり、たくさん走り回ったり、かくれんぼしたり、とても充実した時間を過ごさせてもらいました。この時の本人の楽しそうな笑顔や走り回ってる姿は忘れません。
苦手なことを放置するわけではなく、
この子が必要としてることは
何だろう、何があると
生活しやすくて生きやすくなるのかな、未来がひらけるのかな、
ってアンテナをちょっと張りながら
寄り添い見守る。
子供が求めてきたら
横に座って一緒に考える。
そんな私にとっても
子供にとっても
「ちょうど良い距離」
お互い保ちながら、一緒に成長していこう。
大好きだから。
最後までお読みいただきありがとうございました。