フリーランスの本当のメリットって
よくフリーランスのメリットに、上司や同僚がいないことが挙げられる。
嫌味を言われることもなければ、苦手な人と毎日顔を合わせる必要もない。会社勤めの人にとって、これほどうれしいことはないかもしれない。
しかし、最近「意外とそれってメリットじゃなくね?」と思い始めてきたので、率直な思いを共有したい。
フリーランスは何事も選べる。これは間違いない。
一緒に働く人も、クライアントも、仕事内容も。マジで自由である。
でも、この一見うらやましく見える自由も、実は大きな落とし穴がある。
それは、選べるが故にラクな方向に流される可能性があることだ。
たとえば、既存のクライアントさんと付き合うのが何か嫌だったとしよう。
FBがキツイ、報酬が支払われない、案件がしんどいetc..。
いろんなことがあるだろう。
そうしたときに、フリーランスはそのクライアントと付き合い続けるかどうか、さよならするかの2択を迫られる。
絶対にどっちかだ。この2択以外はありえない。
こんなとき、いろんな思考が頭を駆け巡る。
「うーん、この案件抜けると月収が下がるなぁ。。」
「クライアントさんはいい人なんだけど、ジャンルが好きじゃないなぁ。」
とか、まぁいろんなことを考えるだろう。
そんなときにどれだけその事実と向き合うかが大切だ。
具体的に言おう。どれだけ思っていることをクライアントに伝えられるかだ。これに尽きる。
ここがフリーランスになったときに真価が問われる。
成長か衰退か?
未来Aか未来Bか?
このときの選択ではっきりと決まる。
もし、思っていることがあるのに、きちんと伝えずに関係が終わってしまったら、また同じ問題がやってくる。
もちろん、そもそも音信不通で伝えられないとか、状況的に伝えられないケースもあるかもしれない。
それでも、自分ができる精一杯のことをする、向き合う。
もし、自分が明日確実に死ぬことがわかっていたら、どっちを選ぶだろうか。
どっちが後悔しないか。
守るのはプライドか、ご縁か、笑顔か?
こういう選択を自分でできて、成長できる環境に身をおけるのがフリーランスの最大のメリットだと思う。
会社員は選ばざる負えないのだから。
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