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「資格」≠「机上の空論」に/ビジネス・キャリア検定試験受験記

ビジネス・キャリア検定(ビジキャリ)の3級営業を受験しました。
受験を終え(今回は合格)、率直な感想は、

 ・資格(=机上の空論)≠実務と捉えられがちの中、
   「資格≒実務」に結びつきやすい。
 ・「技術」「スキル」を「測れる」
 ・各種類があるので、自分に必要な分野(私の場合は営業)を見けられる

ということでした。
今回は
・受験経緯(試験に出会った経緯)
・勉強方法
・試験を通じて得たもの
について書いていきます。


①受験の理由(営業≠資格と思っていた)

私(受験者)=化学系メーカー入社11年、30代男性、営業歴約9年

自己啓発の一環として、設備関連の資格はいくつか勉強してきました。
メーカーの営業マンとして、設備のメンテナンス、トラブル対策も提案する必要があるため、機械系の資格を取得してきました。
しかし、「営業」直結の資格は持っていませんでした。

・知識だけでは敵わない「実務」

このまま、機械系に詳しい営業マンを目指そうと思いました。

しかし、資格の知識だけでは、実務経験豊富な自社の技術部隊に敵わないことも理解していたので、そもそも「営業」とは、「自分は何ができるのか」を考え直していました。

そんな中、書店で「経理業務」、「マーケティング」、「営業」等と、各実務ごと分類されたビジキャリのテキストに出会いました。

・営業系の資格試験を知る

今まで機械系の資格の勉強をしてきましたが、簿記も検討していました。
※簿記は会計、原価計算、事務処理の流れを理解するためにも必須(取得していませんが)と思います。

「営業」という視点から会計、原価計算(利益構造)、事務処理を理解することができると思います。結果、営業としては、ビジキャリの営業でよかったと感じています。

②学習方法(繰り返して、回答に納得)

勉強方法は、既出の不合格体験記(※1)を踏まえ、
まずは問題から(回答が「そういうものか」と覚える)
・問題を一周したらテキスト(問題に出てきたヶ所を探す→関連を読む)
・改めて問題の繰り返し(回答に「そうだよね」という感覚になるまで)、

特に「繰り返す間隔」と「回数」を意識しました。

(※1) 既出
https://note.com/bright_willet173/n/n5f036aed2754

・学習期間

2021年12月~試験までの約3か月

・総学習時間

約36時間でしょうか。
・過去問を1日20問進めるとして(30分程度)、問題を進める
・前日の復習+本日の20問というように
・週末は週間分の復習+本日の20問
やはり、「繰り返す間隔」と「回数」を意識しました。

③試験を通じて得たもの(営業技術と客観性)

3級ということで、復習にあたる部分もありましたが、
初めての知識(管理部門に任せがちな法務係)も多く、勉強になりました。
また、「今後はこれを試してみよう」という内容もありました。

・営業を「技術」という面から捉える


冒頭で、「営業」を一言で表し(=会社、顧客の代弁者)ていたので、あるべき姿を再認識することができました。

さらに、定型化しにくい営業業務を分野別に細分化(スケジュール管理、知識、交渉技術等)しています。

尚、結果通知には自身の得点状況もついて(写真)いるので、「自分ができていること」、「できていないこと」が明確になりました。
※「営業技術」が弱いことが露呈してしまいました。


・受けてみて

資格(=机上の空論)≠実務と捉えられがちの中、ビジキャリは「資格≒実務」に結びつきやすいと感じました。

実務の「技術」「スキル」を「測る」にはちょうど良い試験だったと思います(資格の意味、有用性が明確)。

今回の試験結果(営業レベルの客観的評価)を基に、引き続き、レベルアップしていきたいです。

・営業スキルの客観性

尚、社内では、「営業技術の客観的な視点をもつ」として、今後後輩へのアドバイス等を任されました(まだまだ不安ですが)。

繰返しになりますが、営業系の資格試験として、技術・スキルの客観性を測る、良い試験だったと思います。

今後は営業面のスキルアップのみならず、「マーケティング」や「原価計算」等もあるので、必要な実務を選んで勉強してみたいとも思いました。



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