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silent第3話湊斗のこと少しも分かってなかった話。(長文ネタバレ)

毎話ちゃんと成績を残しているところがすごいと思うけれど、
視聴率を少しずつ上げていくところとか
TVerのお気に入り登録数も162.5万人になっていてさすがだなって思う。
しかも、第2話の見逃し配信は567万再生を突破。(第1話531万再生
TVerでも、第2話は489万再生を記録。(第1話443万再生
歴代最高記録を塗り替えた。
なんと・・・第2話の見逃し配信が第1話の再生数を超えることは異例だそう。
3週連続リアタイ視聴者によって、世界トレンド1位となるなどブームはまだまだ続きそうだ。
もしかして、他国でリメイクされたりするかもね。。。?

のに、フジテレビさん浮かれちゃって昼の番組で特集したものが
視聴者とズレてるって話題になっちゃってて
それも含めて、今後頑張ろうかってきもちになるよね!!!
作品をいかすも殺すも制作者陣ではあるけれど、局側も大事だぞって!

第3話は、湊斗のお話。湊斗のタ―――ン!!!!!
私たちは本質的なこのお話を理解できていなかったなってお話をします。
それでは、今回も
長文ネタバレいってみよう!!!!

第3話
回想~高校の想が全校生徒の前で作文?を読んでいるところ~
ナレーションは 湊斗ーーー

あんまり興味がなかったけど、青羽が好きっていうから見た映画
人が恋に落ちる瞬間を初めて見てしまったというシーン
なんだよって思っていたけど、こういう感じか
そう、湊斗は紬が想に恋に落ちる瞬間の目撃者だった。
あー別の角度からみると紬ちゃんの顔、こうだったんだなって
1つのシーンの切り取り方が好き。
このドラマはそこが丁寧だから好き。
人生の一瞬一瞬は切り取り方でいろんな見方ができるわけで、
ドラマってそこを切り取っていく作業なわけで
こういう1つ1つがこの役の人生を形成していくわけで
丁寧さが出るってこのことだなって話。

場面は変わって下校途中の湊斗は、
前を歩く想を見つけて駆け寄ろうとするが
想は走っていく。紬ちゃんを見つけたからだ。
湊斗は
「すごく仲のいい友達とすごく好きな人だったから嬉しかった。
すごく切なくてちょっとだけ嬉しかった。」
紬からフラれたと連絡が来た時
「ちょっとだけほんのちょっとだけ嬉しかった
そんな自分のこともこの時の想の事も許せなかった
連絡を取るのも気が引けた」
いいやつすぎん???喜んでいいよ、許せなくなんかないんだよ

大学を出てからの高校の同窓会で再会した
紬はスマホを見て
二次会に行かないで帰るねと紬は言ったが…

その後ファミレスでお仕事をしていた
そんなところに湊斗は駆け付ける
ちょっと仕事がと紬は言う
テーブルには書類だらけ

湊斗「仕事楽しい?」
紬「楽しくないよ、お金もらってるんだもん楽しくなくていいんだよ」
紬「来週までって言われていたのに、さっきメールで明日までって言われた」
ーーキーボードを打つ音が響く
「大丈夫だよ」と突然紬が言う
・やればできる子だと言われる
・上司からも好かれていて
・同期からも頼られている
・これも本当は同期の女の子がやる予定だったけれど
・無理すれば無理じゃない内容だって判断して私が引き受けた
・ありがたいよね、期待されてるって、ちゃんと期待に応えなきゃって思う
・会社の女の人に挨拶で体触ることある?ないよね
・する人もいるらしくってさ。と書類で顔を隠す紬
紬の顔を窓越しにみる湊斗
文化の違いかなって笑う紬
湊斗「ご飯食べてる?ちゃんと寝てる?ほんと大丈夫?」
大丈夫だよと言う紬に
動画検索して、「犬と猫 スペース 仲良し」
可愛いの出てくるからそれ見ててと優しく湊斗は言う
え、なにずっと前からその手法するの天才なの???
23歳ぐらいでそんなことできるの???人生何回目???

湊斗「メロンソーダとオレンジどっちがいい?」
紬「コンポタ」
湊斗「無理です」
紬「コンポター」
湊斗「無理です、ドリンクバーにコンポタはありません」
紬「無理か―」

はいここから名言湊斗くん!!!
みんな心して聞いて!!!!リッスン!!!!!

『無理なことってあるんだよ。無理してやったことって無理なことなんだよ』
『無理すると本当に全部無理になっちゃうんだよ』
『やればできるってやらせるための呪文だよ』
『期待と圧力は違うよ』

『俺ね人を殴ったことも殴りたいと思ったこともないのね
青羽の職場にいる青羽にあいさつするやつ、会ったら殴っちゃうと思う』

個人的な話で大変申し訳ないけれど
紬ちゃんと同じようなことがあって、同期じゃなくて先輩の尻ぬぐいとかしたこともあって
本当につらかった時に、当時の彼氏に言ってもらいたかったんだなって思った
俺も嫌なことあるよじゃなくて、同じことがあったよじゃなくて、
泣き続けたあの日のあと、大丈夫だよって、空元気でいたときに
全然大丈夫じゃないでしょ、それが普通だって受け入れなくていいんだよって引きとめてくれる人が欲しかったんだなあって
あのとき友達が湊斗になってくれてよかったなあって思うんだ

紬ちゃんがあの頃の私に見えちゃったって話でごめん
大号泣しちゃった、あの頃の自分をドラマで肯定してもらえた気がすると嬉しくなっちゃうんだよね

湊斗と付き合って、ちゃんとあの仕事を退職して
よく寝て、よく食べるようになった紬ちゃん
笑顔でキラキラの紬ちゃん
時給やまかないでバイトを決める紬に
何が好き?何に関わる仕事がしたい?と湊斗が聞くと
誰かを思い出したみたいな顔で「音楽」と言って、タワレコ店員になった紬ちゃん

その誰かが店に来たらどうしようと考えていたそのころにはもう
その誰かは、想は…

ーーーー現在に戻る
あの踏切のシーン
想と紬があっているところに出くわした湊斗
久しぶりに会った想に向かって湊斗は、想と呼びかける
背中に何度も想!と叫ぶのに、振り向いてくれない想

紬にも声を荒らげてしまう湊斗
その湊斗の背中を悲しい顔をして見送る紬

ーーーー場面変わって、
歩道橋を降りる夏帆ちゃん改め桃野奈々ちゃん
想を見つけてリュックのチャックを開けて猛ダッシュ
想は奈々ちゃんのリュックを閉めてあげるし
フラれたのか?って聞くし
湊斗が想に電話してきたら、嫌がらせっていうし性格悪すぎブロックしなよっていうし
イヤホンの子手話できるの?って聞くし
フォークが足りないってなって、想が店員さんに伝えにいくところもちゃんと見てるし、
家族の前でしか声を出さないのか聞くし
想のことを大切に思っている、ちょっとあざとい子ってのがいいよね
障害を持っている人はかわいそうとかステレオタイプなのがないのがいいよね

その対比で、窓開けっ放しな紬ちゃん
お腹減らない紬ちゃんを心配する弟くん
湊斗の感情に「怒」があるなんて、と驚きの姉弟
想のことが関係しているんじゃないかって弟くん
弟くん、湊斗の職場まで行って
「代わりなんかじゃない
好きな人いなくなったからいる人好きになったんじゃない絶対ない」
へその緒切ったのお姉ちゃんだったからそういうのわかるからの謎理論なのも可愛い

手話教室の先生、めっちゃ過去あるじゃん
ろう者同士で結婚することが多い、それが幸せってことかと
なにかあった感めちゃだすやんけ
生徒だったら困るわまじで

ーーーー想の実家
想ママが妹の部屋にやって来た
ドアのノック、返事をしない想の妹
耳が聞こえなくなったんじゃないかと心配する母
めんどくさくて返事しなかっただけだと妹
そんな妹にお金を渡す想ママ
想の様子を見に行ってほしいと頼む
妹が「お兄ちゃん最近紬ちゃんと会っているらしいよ
けなげっていうのかな、ありがたいんだけどちょっとイラっとするよね
気分いいのかな?今まで何があったのかも知らないで久しぶりに再会して
貴方のために一生懸命手話覚えますって
自分はその間湊斗くんとのんきに楽しくいきていたのにさ」
怒る想ママ
お兄ちゃんの心配ばっかりとつぶやく妹

ーーー想は、紬の働くタワレコまでやって来た
押し付け合ったごみ捨てをしに1階まできた紬と想が出会う
雨の中傘もささずに出てきた紬を、自分の傘の中にいれてあげる
エプロンの肩紐を直してくれる想

仕事終わりに会う紬と想
想「湊斗大丈夫だった?付き合ってるんだよね?」
紬「もう3年くらいかな」
想「湊斗に悪いからもう2人で会うのはやめよう、よくないと思う」
紬「私湊斗のこと大好きなんだよね
私たち二人はそんなことで喧嘩したり別れたりしない
今はもう佐倉くんのこと高校の同級生としか思ってない
今好きなのは湊斗。佐倉くんは違う。好きじゃない。」
アプリで変換されていく
想「湊斗って呼んでるんだね」
笑顔で気にしすぎた、また連絡するねと複雑そうな顔で言う想

佐倉くんのこと好きじゃないって泣くところ、
想のことが好きって思いもまだあるのかっていう話もあるけれど
想の気になるところは、湊斗のことを湊斗って呼んでるところなんだよね
私はそっちの方が気になるよね

手話教室の先生と湊斗が居酒屋でバッタリ会う
湊斗のことを紬の弟さん?となる先生
湊斗役の鈴鹿央士くんが若すぎるんじゃないかという話だったところが回収された、高校生感をリアルに出すためかと思っちゃった
名前を呼んでも振り返ってくれなかった、聞こえないなら当然なんだけれど、なんかの間違いじゃないかって思ったと湊斗
聴こえないから当たり前だと先生

想のアパート
妹が訪ねてくる
「萌、何しに来たの?」と声を出して聞く想
声で話されると、手話するの忘れちゃうと妹は言った
湊斗くんと仲良しに戻れたの?
病気隠していたこと謝ったら?と仲良く友達に戻ってほしい妹

湊斗に玄関の電気を変えてもらう紬
まだ家決めてないね、また内見行こう
スーパーに買い物に行ってくるからと出ていく紬
待っている湊斗
開けっ放しにしていた窓からテントウムシが入ってきた
捕まえてベランダから放してあげようとする湊斗

そこへ想が紬の家の近くまで来ていた。想を発見してお迎えに行く湊斗。
そこへ紬から電話。想がもうすることのできない紬と電話をしている湊斗。
目の前で見ている、目をそらしてしまう想

紬の家に入る想と湊斗
ソファーに座るが、何も話せないので気まずい空気が流れる
つい耳が聞こえると思って話しかけてしまう湊斗。
ビールを渡した後、ソファーの後ろのテーブルに移動する湊斗
ビールを飲みながら
「想のほうが誕生日早いから俺の二十歳の誕生日に一緒に飲みに行こう。それまでお酒飲まないでいるからって言ってたくせに。。。
もう26なんだけど。想。想、無視すんなよ。想!」

想が後ろを振り向く
泣いている湊斗に近寄ろうとする想
「それのせいで別れたの?それ隠したくて心配かけたくなくて消えたの?
想らしいよね。隠すとか別れるとかそういう風に決めちゃう感じ。
紬に迷惑かけたくないとか分かるけど分かるけどさ。
なんで俺に言ってくれなかったの?なんか力に
なれないけどなれないのわかってるけど
言ってくれないのはさ。」

2人ともごめんとあらわれる紬
泣いて出ていく湊斗
追いかけようとする紬の弟
それよりも早く追いかける紬

~回想~
高校の下校途中
想と後ろから呼びかける湊斗
気付かず歩き続けているように見せて、ニヤッと笑う想
何度も想と呼びかけて、笑顔で振り向く想
それを見て最高の笑顔の湊斗

ーーーーここでかかる髭男、最高かよ
笑顔で下校する想と湊斗

湊斗を追いかける紬
想と会っていること、気にしてるよね、ごめん
気にしてるけど、すごい気にしてるけど
簡単に受け入れられないこといっぱい
すんなり受け入れて手話まで覚えて、普通に顔見て話せてすごいよね
想の方がいいんじゃないか、そんなことを気にしてイライラしてるほうが楽だったから
想の事悪く思えば楽だったから
友達の病気を受け入れるよりずっと楽だったから
名前呼んで振り返ってほしかっただけだったのに
ーーーー
うずくまる湊斗。

次回予告
やめて、別れないで湊斗。
私の気持ちはそれだけ
あんたはそんじょそこらの当て馬キャラじゃないの
友情も愛情も全部海よりも広く持っている奴なの
国宝級なの
あんたは、想の親友で、紬の旦那でええやん
それでええやん

この話はさ、
8年越しの純愛のはなしじゃなくってさ、
テンプレ化されてるものとかさ
固定観念だったりさ
全部ひっくり返してまっ平にしてくれるドラマだと思うの
当て馬が友情と愛情で揺れ動くってだけじゃなく、友情がどれだけだったのか気にしているところとか、当て馬という立ち位置じゃなく、ちゃんと湊斗と想の関係のはなしをしているの
耳の聞こえない女の子が恋に奥手じゃなくたっていい
耳の聞こえないお兄ちゃんがいる妹が、手話を覚えて健気な元カノに嫌味言ったっていい
批判が集まるところにもちゃんと切り込んでいくの

第4話は誰の心がつながっていくのかな???

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