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よちよちある記#515『終戦の日』

たわわに実った稲穂を見つけ
今年もまた大自然の恵み
人の営みの美しさに
目を奪われる
感動する

空は青く澄み
蝉の鳴き声が聞こえ
堰を流れる水の音が聞こえ

豊かな恵みの中に
いることを改めて知る

 
昨日はYouTubeであれこれ視聴

不安や対立を煽り
知らぬ間に満たされない心に
そしてもっともっと
と欲望を刺激され
満たされないことで
不幸せを感じさせられる

この現代を生きていく経済活動は
お金を通して行われている
本来は自分の手で行うはずの行為を
他人に頼んで
代行してもらっていること
つまりすべてが『代行業』だと

本来生命を維持するのに
もっとも大切な食べること
食に携わる人が
なぜに経済的に豊かにならないのか

昔勤め人のころに聞かされた
農家さんの時給換算なんて
200円になるかどうか
雨の日も晴れの日も
暑い日も寒い日も
早くから遅くまで
ずーーーっと畑や田んぼに出て
ようやく収穫できる
そんな大変な仕事なんだぞって

社会に出てすぐの自分にとって
なんだかとても強烈に印象に残ってて

直接農家さんから購入させてもらい
お付き合いを続けさせてもらうこと
これが大切なんだって思う
農家さんが安心して安定して
一年間畑や田んぼに向き合える

食べるものがなくなってから
カネを積んで食べ物寄こせ
って言ってもやっぱりムリ
いざそうなったときには
カネなんてただの紙切れに過ぎないって

そんな流れから
戦後の食糧難のことを思い出して
それから玉音放送を聞く

子どもながらに見ていた
昭和天皇のお姿は
戦争を起こした悪者としての印象
そしてきっとそれは
おそらく教育によって
施されてきたはずのこと

よくは覚えてないけど
親から聞いた話ではないし
学校で教わる以外に
そんな話は日常会話には
出てはこない

今の自分の知識や価値観で見てみると
まるで違ったお姿に見えてきて

教育って怖いな
教育学部卒業だけど
教員にならなくて良かったや

自分自身で学び考えることを
放棄するのはやめよう
自分の価値観や自分の軸を持とう

 
あの時代を乗り越え
多くの犠牲の上に成り立つ
今のこの暮らし

奇跡的な復活
高度経済成長を遂げたけれど

今度は違うモノサシで
心の豊かさを誰もが実感できる
そんな世の中に向かっていけたら

今年の8.15は
そんなことを感じた一日

朝から重たくなっちゃった…汗

今日もいい1日✨

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