よちよちある記#397『ふじ』
見事に咲いた藤の花
この世の栄華を極めた
藤原家の家紋になってる藤
上り藤や下り藤
昔の人の美的センスって
やっぱりすごくステキ
この淡い薄紫色
紫は高貴な色としての認識
フジは富士にも通じる響き
イケイケドンドンな
道長さんの絶頂期
此の世をば 我が世とぞ思ふ 望月の
欠けたる事も 無しと思へば
ゴキゲンなお酒を片手に
美女を侍らせ
ヘベレケになってたのかしら?
栄華を極めてしまえば
あとは落ちてゆくばかり
花は散るからこそ美しく
それゆえ咲いた花を愛でて
心に強く残るのにね
実るほどに頭を垂れて
謙虚に謙虚に
九尺の藤や白い花の藤
名所のあちらこちら
写真や映像だけでなく
いずれ実際に足を運んで
その場でうっとりと鑑賞したいなぁ
こうしてまた
移動の合間や現場にて
自然の営みを目にして
心躍らせる
豊かな日常の景色
あぁしあわせなひととき
今日もいい1日✨