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よちよちある記#582『秋の桜』

キンモクセイで
花の季節はもうおしまい
なんて数日前に書いたけど
まだまだ花がキレイに咲いてるや

秋の桜と書いて
コスモスと読ませる
そんなことを始めた人が
いるんだよなぁ
なんだかオシャレ

♫〜
薄紅の秋桜が秋の日の
何気ない陽溜まりに揺れている
此頃涙脆くなった母が
庭先でひとつ咳をする

縁側でアルバムを開いては
私の幼い日の思い出を
何度も同じ話くりかえす
独言みたいに小さな声で

こんな小春日和の穏やかな日は
あなたの優しさが浸みて来る
明日嫁ぐ私に苦労はしても
笑い話に時が変えるよ
心配いらないと笑った

ーーー『秋桜』作詞∶さだまさし

百恵ちゃんの声で
頭の中で流れてる

さだまさしさんの
声のときもある

この歌詞の風景描写
喜びよりも大きな不安
そうした心の揺らぎ

さだまさしさんってスゴいのね
改めて歌詞を読み読み
この風情を味わう

そんな年になったってことかぁ

娘が結婚する頃には
もっともっとこの曲を
感慨深く耳にするのだろうか
しんみりしちゃうのはやだなぁ…

パッカーンと能天氣に
底なしに明るく
お祭り騒ぎで楽しみたい

 
そんなことを思いながら
令和の世に
昭和の風情を味わうのも
これまたよし

今日もいい1日✨

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