京都在住、大学院生

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私と人生の1冊たち

自分の人生を振り返ると、何冊かの本から強い影響を受けていることに気づく。 こういう風になりたい、こんなことをしたい。こんな人生を過ごしたい。 そしてそれらとの出会いは、かなり偶然だったように思う。 私の人生の一冊目は、宗田理の「ぼくらシリーズ」以外にあり得ない。 出会ったのは小学生低学年くらい。表紙のイラストに惹かれて読み始めた。わかる人にはわかると思うが、図書館のラミネートされたハードカバーの児童書の中で、「ぼくらシリーズ」は洗練されていてパキっとした色が目を引くのだ。それ

    • 歴史エンタメは最高

      小説を読むにあたって、もしくは映像作品を観るにあたって、どういう作品がもっとも興奮するかは人によって様々だろう。 勿論アクション映画やサスペンスはハラハラドキドキが醍醐味のものもあるし、興奮するに違いない。 ただそれとは別に、私は、作品が自分の生きている世界と繋がった時にとても興奮する。 完全なファンタジーよりも、この登場人物はどこかで生きているかもしれないな、と思える作品が好きだ。私はお仕事ドラマが大好きなのだが、コレに通づるものがある。 異世界よりも、もしこの時この人が

      • 確固たる文体

        自分の書いた文章を、例えば一年ぶりに読み返す。 本当にこれは私が書いたのか、と思うようななかなかいけてる時もあれば、すぐに消去して闇に葬っていしまいたくなるようなときもある。 たまたま、昔使っていたスマートフォンの電源を入れてみる。 メモアプリに何か物語のような文章が残っている。 読み返して、これはだれが書いたのか、わからなくなる。 自分のスマホなのだからきっと自分が書いたのだろう。 記憶がない。しかも、自分じゃ絶対につけないような名前の登場人物が出てくる。 でも、文体自体

        • 夏 ふりかえり 駄文

          久々に筆を執る。 一番最初の投稿でも言及していると思うが文章のリハビリがnoteの動機である。なのでとくに書かねばならないこともないので夏の振り返りでもしておこうか。という次第。 7月(特に後半) かなり生活にまいっていた。大豆田とわ子なんか見てしまったせいで(作品はほんとに素晴らしい何度も見ては泣いたり声をあげて笑ったりしている、ぜひ鑑賞してほしい)なんとなく一人がさみしくなったりしていた。ので、同じタイミングで京都に越してきた高校の親友に、「今日か明日あえない?」とその

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        私と人生の1冊たち

          夏休みの天気

          京都の夏はとかく暑い。 日中は外に出るだけで溶けてしまいそうなので、休日は夕方からしか動けない。こんなに日が長いのに、一日は短く感じて少し損な気分になる。 さて、 私には好きな天気がある。 季節ではなくて、気候というには主観的で、雰囲気というにはあまりに具体的なので、天気と呼ばせてもらう。 梅雨が明けてすぐの午前中、日陰の風通しの良い廊下や階段。窓の外には抜けるような青と入道雲が見えるのに、肌をなでる風だけは少しだけつめたいとき。 真冬の朝、玄関を出て見える、雲一つない

          夏休みの天気

          とにかく

          徒然なるままに、 ではないけれど、考えてることやら人生の振り返りやらを雑多に書いてみようと思ってアカウントを作ってみた。 目的としては2つ 文章を書くリハビリ 就活の時のエピソードのストックと自己分析 2つと言いながら3つではないかと思った方、私もそう思いました。兼ねて、ということで御容赦ください。 飽きっぽい性格であるから、往々にして三日坊主が起こりうる。少しでも続けるために、ルールは決めずに書きたいことを好きなタイミングで書いてみようと思う。 それもルールじゃ

          とにかく