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宇宙

自分の肉体と自分の中の心というものが解離して
境界線が膜のように剥がれ落ちはらはらと空中をただよっている

無重力の中で私は星を見上げる

星とは記号のようでいて個々がしっかりとできている物の名前なのだろう

私はこれからどこへ行くどこへ流れ着く 
この無重力の中で一人私は何を感じて何を食べるのだろう
うーん難しいな難しいことを考えると重力が恋しくなってしまう

ここには誰もいない
静かな夜だ


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