表自界隈のエコーチェンバー現象、もしくは対立する主張を利用して自らの主義・主張を広めるやり口。そしてツイフェミにも表自界隈にも惑わされないオタクのアイデンティティ。
ツイフェミ界隈と表自界隈の皆さん、それ以外の方もお疲れ様です。
今回は界隈についての話をしようかと思います。全部、私の感想ですが。
「エコーチェンバー」ってツイッターなどでよく目にする言葉ですよね。
エコーチェンバー現象(エコーチェンバーげんしょう/反響室現象、英: echo chamber)とは、ソーシャルメディアやネット上の掲示板を利用する際に、自分と似た価値観をもつユーザーの主張ばかり見るために、自分と似たような考えや価値観、趣味嗜好を持った人たちが集まる閉鎖的な空間でやり取りが繰り返され、自分の意見や思想が肯定されることで、自身の主張する意見や思想が、あたかも一般的にもそうである、世の中における正解であるかのごとく勘違いしてしまう現象。
上記はwikiからの引用です。
ツイフェミと表自界隈で対立して、お互いの主義主張の違いや、憎悪によって、いつもいがみ合っていますね。
特にオタクの皆さんの中には、萌え絵イラスト表現がツイフェミに叩かれるのを、不快に思われる方も多いと思います。「お前らの主義・主張のために萌え絵を利用するなよ」という意見も多数あると思います。
そして正直、私も、そう思っています。
ですが、ここは一旦、冷静になって頂きたいというのが、今回のお話です。
こちらのツイートをご覧になった方も多いと思います。
上記のツイートは、何故か引用ではなく、画像をスクショして下記のツイートをとり上げて、ツイフェミを批判し、経営者を煽っていますね。
たしかに酷いことを言っていますが、これはツイフェミの本音なんでしょうか。https://twitter.com/CHO52883728 この方のフォロワーにツイフェミらしき方はいないようです。
過去のツイートを遡ってみました。
https://twitter.com/asahi/status/1476811375276355589
この方は、フェミニストを批判していますね。四か月前にくらいに。急に変わられてたのでしょうか。
なぜか日経『月曜日のたわわ』広告の時から、ツイフェミのような事を言っていますが、どう見てもネタじゃないかと疑問に思います。
ネタをネタとして見抜けないと、色々と難しいと思います。
なぜこれを取り上げて、ツイフェミを批判したいのか。
なぜリンクではなく、画像のスクショなのか。
なぜソースを確かめないのか。
なぜこれをツイフェミの意見としたのか
ツイフェミ界隈に限らず、表自界隈についても、色々と考えなくてはいけないと思います。
「表自界隈もまた、エコーチェンバーになっているのではないか」
というのが、私の疑問です。
「オタクの皆さんの気持ちを利用して、自らの主義・主張へと導かせようとしているのではないか」
「作品を利用しているのは、冷静に考えるとツイフェミ界隈も表自界隈も同じなのではないか」
と、色々とツッコミどころが出てきます。
いくらツイフェミが頓珍漢なことを言ったとしても、企業や作者がスルーすればいい。今回の「たわわ騒ぎ」で、もう皆さん分かったと思うのです。
企業や作者は、アイデンティティが確立しています。人がどうこう言おうが、関係ないのです。その姿を見習っていきませんか。というのが私の主張です。
「企業や作家がスルーした」その事実を受け止めて、私たちも対立煽りに煽られて、エコーチェンバーにならないように気を付けていきませんか。
少なくとも、きちんとソースを確認すること。いくら今までの恨みがあったとしても、無暗勝手な理由をつけて人を攻撃しないこと。こういった基本的な事に立脚していなければ、ツイフェミも表自界隈も変わらない夢想家同士の不毛な争いになると思います。
今回の表自界隈、サンサーラ・ゴンさんのツイートは、火のない所に火をつける、いわゆる炎上の火種となるツイートだと思います。
なぜ、直接その方に批判するのではなく、内向きに「貴重な本音を発見しました」といい人を煽るのでしょうかね。どう見ても批判するように煽っているように思えます。
そして多くの方がこの煽りに乗って、ツイフェミへの憎しみを募らせたり、批判をしています。自身の正当性を、このネタツイートに煽られて述べています。
これって結局、エコーチェンバーを利用して自己の主義・主張を正しいものに見せかけたい扇動者のやり口なんだと思うのです。
表自界隈は、表現の自由の戦士とツイフェミから言われているみたいですが、「作品」や「作家」を大切にしている人の気持ちを利用・扇動して規制を撤廃したいだけのように見えます。
夢想すぎます。頑張って努力している「作家」さんの行動をきちんと見て頂きたいなと思います。
「作品」や「作家」を守るための行動なら、今回のように内向きに人を煽るようなことをする必要はないと思います。
表自界隈もまた、フェミニストになってきていることは、前回のノートを見て頂けたら分かると思います。元からかもしれませんが。
フェミニストは都合よく夢想家になり、都合の良いことばかり言って人を扇動します。もちろんツイフェミもです。
オタクという「アイデンティティ」は、こうも簡単に煽られてしまうものなのでしょうか。それは違うと思います。アイデンティティが確立していれば、少々煽られても揺るぎません。それがオタクというアイデンティティの正しい道ではないかと思います。
フェミニストは「社会的に弱い人」を狙って扇動しています。子供、女性、オタク、性的マイノリティ、性被害者。そしてその人が大切にしているものへの恐怖や不安を煽ってフェミニズムを植え付けます。
表自界隈もツイフェミも「社会的に弱いオタク」を狙って扇動しているように思えます。オタクが大切にしている作品や作者への恐怖や不安を煽っているように見えます。
ツイフェミと表自界隈の対立によって、BL好きなオタクは萌え絵好きオタクを憎み、萌え絵好きなオタクはBL好きオタクを憎むように扇動されているようです。
「社会的に弱いオタク」にされたままでいいのでしょうか。
「どちらのフェミニストの言説にも惑わされず、揺るがず、自らの道を進む。」
オタクのアイデンティティを見せつけてやることが、作者や作品を守ることだと私は思います。
どうか煽られて、憎悪を膨らませるようなことにならないようにして欲しいのです。簡単に煽られて憎悪を向けるのがオタクのあり方でしょうか。
一旦冷静になって、きちんと周囲を見渡せば、フェミニストの煽りなど気にせずに、様々なジャンルや界隈を行き来して楽しんでいるオタクがいっぱいいると思います。
意見の違いを認め、対立するのであれば、スルーする。それができるのが、人としての優しさであり、また強さでもあると思います。
そんな事を言うお前自身がスルーすればいいだけだろうとのご批判は、十分に理解できます。ただ作品を利用して主義・主張をするのは、どちらの立場も、作品への敬意や愛着が足りていないだけではないかと思っているだけです。扇動者には気を付けて欲しいなと思うだけです。
乱文乱筆、失礼しました。
ご批判、承ります。