アダルトチルドレンである自分の性格
色々と調べていて、自分の母が自分にとって毒親であり、情緒的ネグレクトを受けていたのかもしれないこと、そして自分がアダルトチルドレンという性質があることがわかった。
その性質や原因などについてつらつらと書いてみる。
・虐待など受けていないのに、自分が愛される存在だと思えない。
・自分の意見を言えず、だんだん自分のことがわからなくなった。
子どものころに自分の意見を聞いてもらえなかった。何かを選ぶ時、「え??それ選ぶか??普通こっちでしょ。」と馬鹿にされた。それが怖くなり、以降は母の顔色を伺って、求められた答えを探すようになった。
・不自由はなく育ててもらい恩も感じている部分はあるので悪く言いづらい。
・周りからみたら良い家庭に見えている。
母の教育によりいまの資格を取得し安定した収入も得られるようになったのだと思う。幼い頃からとにかく褒められたり喜んでもらえるのが嬉しく、言われるがままに必死に勉強していた。学校の音楽会でピアノ伴奏をしたり、目立つ役も積極的にしていたし、周りからもちやほやされることが多かった。その頃は、自分が優秀な人間なのだと思っていた。母の言われることを信じていれば何もかもうまくいくのだと思っていたし、母と仲が良かった。自分が特にその指導がなくほわっと生きていたら、今の職業にはつくことが出来ていなかっただろうと思う。その点では感謝している。
・理由のない不安に襲われることがある。
・いい人をやめられない。
・過剰な防衛心が働く。
幼少期にありのままの自分を受け入れてもらえてなかった。家庭環境で親の口出しが激しかったり干渉が激しいと「親に褒められる自分」を必死に演出しようとする。「今の自分は完璧だろうか」という不安に日々襲われる。
・気を遣いすぎる。
母親のご機嫌と不機嫌の落差がありすぎ、喜怒哀楽の変化が激しかった。親の感情変化についていけなかった。そんな母の機嫌を損ねないように必死だった。
・自分の行動に自信がない
・過剰な忠誠心
・承認や賞賛に飢えている
・こうしなければ、こうあるべき、との考え方にとらわれている
・母からの評価を気にする
・完璧じゃない自分が許せない、自己否定が強い
・常に焦っている
・いい加減な他人を許せない
・過剰な自責や恥の意識がある
結果を出した時には褒められ、逆に周りのできていない子たちに対する容赦ない批判と言葉で育ってきたため、完璧じゃなければいけないという気持ちが強くなったのかもしれない。
・本音を言うと涙が出る
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大学生で実家を離れてからは適度な距離を保っていたが、結婚、出産を経て、否が応でも母親と関わらざるを得ない機会が増えてしまった。
顔合わせ、結婚式、出産立会い、子どものお宮参り、お食い初め、等…。
縁を切ることはできない。でも関わるのがしんどい。大学生まではそこまで感じていなかったが、関わる回数が増え、最近ますます考え方の違いや価値観の押し付けなどが苦しくなった。
母の意見と違う意見を言うと、急に不機嫌になり、口もきいてくれなくなる。
だから機嫌を損ねないようにビクビクと地雷をふまないように神経を使う。
いまだに、母からの着信があると震える。母の不機嫌な声色や口調、電話の切り方にその都度傷つく。用事があってこちらから電話をかけるときも、きちんと話せるようにメモをして準備してからかける。
ほかの兄弟はうまく付き合っているようで、こんな思いを抱えているのは私だけのよう。だからこんなふうになってしまったのは、私の性格によるものなのか、なんなのか。
母とのうまい付き合い方を模索中だ。
そんな私自身も1児の母となった。
反面教師として、自分の子どもにはこんな思いをさせたくないし、対等な立場で話せる関係性をつくりたいと思う。
人より不得手な分野があったり、どんな大きな失敗をしたとしても、「自分は当たり前に愛される存在である」と、ごく自然なこととして胸に置いている人であってほしい。どんなことがあっても味方でいたいし、我が子の心のよりどころでありたいと願っている。
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