'嫉妬'から本当の欲を知る
嫉妬しない人生がいい。
誰かを羨ましいと思うその先は、
「なんて自分はダメな人間なんだ」
という自己嫌悪。
案外、嫉妬は悪いものじゃないと思う。
元々私はメンヘラちっくで、感情ブレブレで生きていて
気分が落ち込むと歯磨きもしない、お風呂にも入らない、何も食べない
なんてざらにあった。
今はそんな自分のコントロール術を学んでいる。
そのうちの1つが、
【嫉妬から自分の欲に気づくこと】。
◾︎「羨ましい」と思うのは、自分の「なりたい姿」な証
誰かを「いいな」「羨ましいな」と思うことは、人間だれしも必ずあります。一旦、思い出して考えてみてください。
羨んだり、妬んだり、そこに共通項はないだろうか。
私の場合、新卒就活でどこからも内定をもらえなかった経験があります。
ちょうど1年前の今なんて、内々定をもらったという話を聞くたびに、
「私より遅く始めたあの子がなんで…」と。
友人の就活の終わりを祝うより、それを妬むほうが多かったかもしれません。
今思えば、そのときの私は、'企業から内定をもらう姿'を求めていました。
想像でしかないけれど、
もしそんな姿になれたとしたら、友人に対する'嫉妬'なんて消え去っていたと思います。
そして今、4年間の大学生活を終えて卒業していく友人たちを見ても、羨ましいとは思わなくなりました。
'4月から内定をもらった企業で働く姿'は、私の'なりたい姿'ではないからです。
◾︎誰かに嫉妬したら、「新しい目標みっけ!」と思えばいい
「自分の夢や目標がよく分からない」と思っている人にとって、'嫉妬'はとても意味のあるものだと思います。
漠然とした未来の不安を抱えて、終わりのない苦しい時間を過ごすとき
'嫉妬'が道しるべになってどこに進めばいいかを教えてくれます。
今休学中ですが、縁あって何人かの「社会で成功している」と言われるような方たちにお会いしました。
それまでの私は、抱える不安の正体を「将来の年収だったり、社会的地位の不安定さ」からくるものだと思っていました。
しかし実際それらを叶えた方たちとお会いしてみても、'嫉妬'は湧いてきませんでした。
むしろ留学から帰ってきた友人だったり、SNSで日本語以外の言語でコミュニケーションをとっている友人だったり、の方に'嫉妬'しています。
自分の本当になりたい姿を嫉妬によって確認できたからこそ、漠然とした未来の不安はなくなりました。
きっと私は将来の年収が低くても、社会的地位が不安定でも、多言語を話せるようになってさえいれば幸せになれる
と認識できたからです。
さいごに
嫉妬する相手は必ず、
自分のなりたい or 目指しているゴールの近くにいる人で
'嫉妬'という感情は自分を幸せに導いてくれる可能性に満ちています。
'嫉妬'が心に湧いたときは、どの要素に嫉妬しているのか分析して、
そこをゴールに努力すればいいんだ!と考えたなら
きっと今より幸せな未来に近づいていくだろうなと。