たなかよしろう

今、ぼくは 83歳 長い長い人生の真っ只中で… ぼくが取り組んでいること。 それは、「機微」に敏感で、優しさがあふれ出る日常を送りながら愛とロマンとファンタスティックに満ちた和やかな人生の実現です。 この日々を、こんな人生を、コラムに託して、皆さまにお伝えしたいと考えています。

たなかよしろう

今、ぼくは 83歳 長い長い人生の真っ只中で… ぼくが取り組んでいること。 それは、「機微」に敏感で、優しさがあふれ出る日常を送りながら愛とロマンとファンタスティックに満ちた和やかな人生の実現です。 この日々を、こんな人生を、コラムに託して、皆さまにお伝えしたいと考えています。

最近の記事

第4回 クレイジーに生きる

夢を追いかける。 どこまでも追いかける。 自分の人生だ。 かけがえのない人生だ。 だから、クレイジーな夢を追いかける。 とことん追いかける。 人から愚弄されようと、白い目で見られようと、出る杭は打たれようと、自分のために、自分を貫き通す。 ぼくのこの考えは、いくつになっても変わらない。   夢の実現を目指して… ぼくは79歳のとき、新しい人生の目標を掲げた。 「3年で10倍の成長を目指す」という目標だ。(第1回記述済み)   それから人生は一変した。 ぼくの青春が再び始まった

    • 第3回 迂回は二点を結ぶ最短コースである

      「迂回人生」は楽しい。 いつもゆったりと「大きな夢」を追いかけられるからだ。 夢が大きすぎると、ときには軌道を踏み外し「大けが」をする。 それでもひるまず前に進む。 また、大けがをする。 心も身体もずたずたになる。 それでも、立ち上がって前に進む。   ぼくの人生は「迂回人生」そのものだった。 これからも続く。 いつ頃からか… 迂回は「二点を結ぶ最短コース」だと考えるようになった。       ぼくは社会人になってから数えきれないほどの本(専門書)を読んできた。 専門分野を究

      • 第2回 忘れ得ぬ茶会 

        「いやぁ、おいしいお茶、めったに頂けないお茶を頂きました。やっぱり男ハンの点てたお茶は違いますなぁ」 ある茶会で、正客(主賓)を務めた70歳前後の女性からのお礼の言葉だった。品のある眼差しで、にっこり笑われた。穏やかな笑顔だった。 「有難うございます」と答えたものの、ぼくの心は不安だった。 この日の茶会は「千小庵(利休の女婿)」作の茶杓が使われた。 400年以上前につくられた逸品だ。代替品はない。しかも竹は経年劣化していく。何かのはずみで折れてしまったら取り返しのつかないこ

        • 3年で10倍の「幸せ」をつかむ

          気が付けば83歳 穏やかな日々だ。 幸せを実感しながら過ごす毎日 歳を取ったと思う。  確かに体力は経年劣化、徐々に衰えていく。 友人と杯を重ねる機会も議論する機会も減った。 外出も減った。 たまにではあるが、友の訃報と言う悲しい知らせが届くようになった。 それでも毎日が楽しい。  でも、 楽しさは若い頃のような楽しさではない。 自分の思いをプロポーズするようなわくわくする楽しさではない。 むしろ、その逆だ。 例えば、思いもよらなかった斬新な発想やひらめきの降臨がある。