今日の読書6/5
今日は、新野剛志さんの「キングダム」を読みました。
表表紙がごっついですね。
半グレ集団から成り上がり、ヤクザとやり合う真嶋のお話
です。
半グレでマジマといったら、池袋ウエストゲートパークを連想しましたが、中身は表紙のように容赦ないものでした。
登場人物が多くて複雑ですが、展開が濁流のように進んでいくので、そのまま一気読みでした。
ヤクザと半グレの違いはなんなのか?
えげつなさではどちらもすごいです。
小説の中なので信憑性はわかりませんが、ヤクザは抗争になっても家族には手を出さないのに対して、半グレはお構い無しでした。
恐ろしい…
こういうお話しは登場人物に共感しない分、もっとやれどんどんやれ!なんて、思っちゃいます。
わたしの中のダークな部分が全開になりますね。
新野剛志さんの「あぽやん」は、今回とは全く違い、航空会社で働く人々を面白く、恋もようにキュンキュンしたり、仕事への熱い想いに感動したりする一冊なので、おすすめです。