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#私のハンドメイドストーリー
生まれたときは、幸せでした。
はい、どうでしょうかこの写真。
ひまわり畑でちょっとムスッとしながらピースサインをする子ども、
平和な一枚ですね。なにを隠そう、これが幼少期の僕です。
僕はこのときのことを覚えていないのですが、
たしか2〜3歳のときにどこかのお出かけ先で
母に撮ってもらった写真だと思います。
父は医師、母は書家、祖父はもともと浄土宗の僧侶であり
僕が生まれたときは医師だった。
父の弟、つまり僕
詐欺にあった父、崩壊する家庭(思春期)
皮膚科医師であった父は、病院勤務を経てから
民間の美容クリニックで執刀医として勤務、
「もっと自分の美しさに自信を持って輝く女性を増やしたい」と
日々仕事に精を出していました。ですが父は、
「雇われの身ではやはりベストは尽くせない」との考えで
自分の店を出すことにしました。
最初こそ独立への不安で家族や親戚にも反対する人はいましたが、
父の努力の甲斐あって僕は勉強をして私立中学に進学
歪んだ正義、 やわらぐ心
激しいスポーツに打ち込むようになり、
きついトレーニングにも耐えて体を鍛えるようになった中学・高校時代。
「世の中やるかやられるか、スキを見せれば足元を掬われる」
という考えは変わらず、その思想は友人関係にまで影響していました。
いま思うと非常に滑稽なのですが、当時は学校の先生や同世代の友人にすら
「この行為にはなにか打算や悪意が潜んでいるのではないだろうか」
という考えを持ち、常にう