「夏のピルグリム」が小学生向け試験問題に採用される
久々の投稿です。1年間毎日書いていたのですが、一度途絶えてしまうとなんだか緊張しますね。
この間、次回作の準備を進めていました。
今日は試験問題の話題です。フォロワーさんから教えていただいたのですが、小学校の模試(と言っていいのかな?)に「夏のピルグリム」が取り上げられたようです。
掲載されたのは、四谷大塚さんの「合不合判定テスト」の国語です。中学入試を目指す小学六年生が1万人以上受験したそうです。
小学校生向けの試験問題と聞いてちょっと驚きました。「夏のピルグリム」は中一の女子が主人公なので大人も中学生も読める物語だと思いますが、小学生が読むには難しいと思っていたからです。
ですが、そこは難関校を志望する小学生、これぐらいは読めてしまうのですね。
問題文はまだ見ていませんし、試験問題に使われているのも知りませんでした。
著作権の利用許諾はどうなっているのか気になる人がいるかもしれませんが、試験問題など秘匿性が高い利用の場合は、事前に許諾を得なくても良いという法律なんだそうです(僕も知りませんでした)。
問題文は見ていませんが、塾講師さんが上げている解説動画によると、第二章の終盤、夏子が早朝に目覚めて漫才師の練習を見る場面が試験に使われたようです。
解説を観る限り、かなり深く読み込まないと回答できなさそうです。よく小説家が自著に関する問題を解けないといいますが、本当にそうなのかもしれません。
試験問題をいただけたら、挑戦したいと思います。
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