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B型として生きていく

いきなり個人情報を公開しますが、僕はB型です。
血液型占い(というか占い全般)を全く信じていません。複雑怪奇な人の性格を4種類にカテゴライズするなんて無理だし、そもそも赤血球の形が性格という人間の根幹を左右することなんてあるんですかね。

それでも、昭和時代は血液型占いから避けて通れません。誰かが「あなたの血液型は?」と聞かれることもしょっちゅうで、子供の頃からB型と呼ばれる人生を過ごしてきました。
(信じていない)血液型占いがいうところには、B型というのは、一般的に「変わった人」「他人と違ったことを好む人」だそうです。

B型の性格診断とは別に、昔から他人とは違うことを好む子供でした。鬼ごっこをしていても、新しいルールを作ってみんなで遊んでいました。
会社員で働きだしてもその傾向は変わらず、入社した会社で使われていたツールがあまりにも使いづらかったので、すぐに新しいツールを自作して使っていました。そのツールが上司の目に留まり、他の社員も使うようになりました。今考えると、めちゃめちゃ生意気な新入社員ですよね。
社員に役に立つツールを他にも作っていたら、ツールを作るだけの僕の部署を作ってくれて、数年後には20名以上のスタッフを持つようになりました。
「新しいことをする」というのが僕のポリシーみたいなもので、逆に同じことをするのが苦手です。会社を辞めたのは、小説を書きたかったのも理由ですが、長く働きすぎて新しいことがなくなってしまったこともあります。

言うまでもなく、小説の執筆は「新しいこと」ばかりです。誰も書いたことがない物語を世に出す作家という職業は僕にとっては天職です。
だから、小さい頃からずっと小説家を目指してきました。

血液型占いを信じないこととは矛盾しますが、「新しいことをする」人と定義されることが多いB型を気に入っています。
ちなみに、B型の人はB型が大好きだそうです。
えっ? 血液型占いって合ってる?

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