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小説執筆のために、18年座った「アーロンチェア」を「エルゴヒューマン プロ2」に買い替えて気づいたこと


アーロンチェアの弱点

18年座り続けたアーロンチェアを買い替えました。
ほとんどガタはきていないのですが(クッション部分は10年ぐらいを経過したときに交換しましたが)、腰を支える部分のネットが少し破けてきました。座っていて別に支障はないのですが、気になりはじめると買い替えたくなってきました。

ワーキングチェアの中で最も有名なアーロンチェアは多くの時間を過ごしても腰が痛くなることがなく、いつまでも座っていられるかなり優秀な椅子です。
ただ、いくつか不満はありました。背面が小さく肩までカバーしてくれないこと、ヘッドレストとオットマンがないことは当初から気になっていましたが、「あってもそこまで使わないだろう」と思い込もうとしてきました。
もうひとつ、あぐらをかけないことも気になっていました。アーロンは座面のフレームが大きく、あぐらをかくとフレームに足が当たり、ちょっと痛いです。

「エルゴヒューマン」を検討


せっかく買い替えるならと、ヘッドレストとオットマンがあって、あぐらがかける椅子を探しました。また、アーロンと同様にメッシュの座面も絶対条件です。メッシュは通気性がよく、夏でも蒸れません。引っ掻きにも強いので、猫がいる我が家には必須条件です。
その条件に当てはまるのが、「エルゴヒューマン」でした。エルゴヒューマンは台湾の椅子メーカーが開発したワーキングチェアで、上記の条件を全て満たしています。ヘッドレストとオットマンがあり、座面はメッシュです。
存在は以前から知っていたのですが、アーロンなどに比べて歴史が浅いからか、試座してみると、あちこちがガタガタして(特に肘置き)、買い替えるのをちょっと躊躇していました。

「エルゴヒューマン プロ2」を購入

ところが、昨年発売された「エルゴヒューマン プロ2」はかなり完成度が高く、座っても以前感じたガタガタ感はなく、高級チェアとして申し分のない出来だと感じました。

前置きが長くなりましたが、というわけで、「エルゴヒューマン プロ2」(以下、エルゴヒューマンに略)を買いました。

左がアーロンチェア、右がエルゴヒューマンプロ2

比べると、ずいぶん形が違いますね。エルゴヒューマンはヘッドレストとオットマンがついています。
結論から言うと、エルゴヒューマンはかなり快適です。アーロンと比べて一番変わったと感じるのは、ランバーサポートですね。アーロンよりも反発力が強く、また強さを調整できるので腰をしっかり支えてくれます。
ヘッドレストとオットマンもいいですね。リクライニングして映画を観るときに重宝します。
買うまではわからなかったのは、あぐらをかくときにオットマンが使えることです。
エルゴヒューマンのオットマンは三段階の折り畳み式になっています。一段階目だけ広げると、座面が大きくなったようになって、あぐらをかくときに足を置くことができます。

一段階目のオットマン

ちょっと気になるのは、リクライニングの強度が弱いことです。調整はできるのですが、MAXにしてもちょっと足りず、もう少し強く押して欲しいですね、個人的には。強度が欲しいときにはレバーを動してリクライニングの角度を固定する方法でカバーできますが。

1本のレバーでリクライニングのロックや座面を動かすことができる

まとめ

今のところチェアを買い替えて満足しています。アーロンも良い椅子でしたが、18年使っているとちょっと飽きてきますよね。
気分新たに執筆に取り組めています。

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