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ラジオで「すずめの戸締り」に似ていると放送されました

7月18日刊行「夏のピルグリム」がラジオでとりあげられました。
FM802「SUPERFINE SUNDAY」内の「モーニングストーリー」(7月21日放送)で、DJの浅井博章さんが、おすすめの本として紹介してくれました。FM802といえば、大阪では誰もが知っているFMラジオ局ですよね。

オンタイムでは聞けませんでしたが、radikoでタイムフリー聴取しました(便利な世の中ですね)。

10時45分から10時55分ぐらいまで、しっかり紹介していただきました。本を読んだ人の感想を聞けることがまず嬉しいです。
ネタバレなしで、主人公夏子が巡礼の旅に出るまでの内容を細かく説明していただきました。
その上で、ラストは感動的だと言っていただけました。ありがたや。
感想の中で、ロードムービーといった点で言えば「ファンタジー要素はないが、すずめの戸締りに似ている」とDJの方がおっしゃっていました。
「すずめの戸締り」は、宮崎から東京を通過して東北へ主人公の高校生が向かう物語ですが、「夏のピルグリム」では、主人公の中学生が神奈川から宮崎へ向かいます。旅の順路は逆なんですよね。
「すずめの戸締り」を初めて観たときは結構驚きました。ちなみに言っておくと、「夏のピルグリム」を書きはじめたのは、2022年1月なので、「すずめの戸締り」上映前で、内容はもちろんまったく知りませんでした。
最大の違いは、ファンタジー要素の有無です。「夏のピルグリム」では、喋る椅子も、巨大なミミズも扉も出てきません。
「すずめの戸締り」が好きな人、ロードムービーが好きな人も「夏のピルグリム」を楽しめると思います。

radikoでタイムフリー機能を使える方は、本の紹介をぜひ聴いてみてください。

著者初の単行本形式の小説「夏のピルグリム」がポプラ社より発売中です。「ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作です。よろしかったら書店で手に取ってみてください。善い物語です!


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