アラ還HER2陽性乳がん ①初診
私の行動と言えば、毎日、スクーターで、職場と自宅との往復。時々 スーパーマツモトに行き、休日は イオンという 一般庶民です。
受診予約をしたクリニックのある京都駅界隈など お人の多いところは 本当に苦手。意を決して、人込みをぬいながら、クリニックにたどり着きました。
美しいクリニックでした。一張羅を着て行きましたが、白基調の内装やら、白いソファなど、私は、ちょっと場違いにも思い緊張しておりました。
レントゲン技師さんは、女性。この年になるとマンモグラフィはほとんど痛くないんですわ。引っ張られても押し込まれても・・・。その後、診察に呼ばれたのも早く、てきぱきと先生が言いました。
『乳がんかな。石灰化しているところもあるけど。病理検査をしましょう。細い針で組織を取るより、少し太い針で検査したい。値段、上がるけど、いい?』
あと色々言われたんですが、正直、よく覚えてないのです。要所、要所だけ。正直、ことの時はまだ、まさか、癌だと思っていないし、2年前の検診でも同じような違和感があって、その時も何もないと言われたし。しこりはないんですよ。時々、右胸がチクチクっとすることがあるくらい。でも、トントン拍子に色々進んで、色々な思いがぐるぐる頭の中を回りました。マンモトームの時のナースさんが、ずっと私の足をさすってくれていて、それがとても安心で、涙が出そうだったのを覚えています。あとでお礼の手紙を書きたいと思ったくらい。
でもこの時でもまだ、白黒はっきりつけたいから、生検検査してもらって、安心したい、から、と思っていました。
結果が出るのは、2週間先とのことで、仕事が休みの日を再診日にしていただき、帰宅しました。
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