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猫にホステス・・・ついていく

このところ
気温が安定しないからなのか
ふみおの調子もまた安定しない。

湯たんぽが必要な日もあれば
風通しのよい廊下で
腹出し踊りを披露したりもする。

オモチャでご機嫌に遊ぶ日もあれば
投げられた羽ジャラシを
遠い目で見つめ
「遊び方、絶対間違えてますよね」と
批判的な態度で首をかしげる。

うむ。今月いっぱいは
診療をお休みしている かかりつけ院。
困ったものよぉなんて思いつつ
動画を撮影していると
ふみおが何か言いたげな様子で
もじもじと前足を動かしていた。

「あのぉ。ちょっと顔貸して を欲します」

ついて来て欲しいのか。
はたまた ただの偶然なのか。
後ろを振り返りながら
ふみおくんは階段を上っていく。

2階にたどり着くと
御不浄直行で しゃがみ込む ふみお。
だが ほとばしる勢いもなく
壊れた蛇口の水滴かと思えるほど
量が少なく 私は愕然とした。

病院は診療休業中ではあるが
常備薬・フードなどは受付購入できるので
ダメもとで膀胱炎の薬をもらえるか
車をすっ飛ばし 病院に駆け込んだ。

動物看護師のお姉さんに
かくかくしかじかの話をしたところ
要相談案件だと判断してくださり
産休中の先生に電話をつなげてもらった。

薬は無事処方され さらには翌日
先生が病院に来るということで
診察の予約も とれますた。

診察当日。
私と同じ不安をかかえた飼い主が
待合室に数組。犬の数3頭、猫2頭。

ふみおの食欲減退が
とても気がかりだったので
エコーと血液検査を済ませておく。
血液検査は結果が出るまで
かなり時間がかかった。
なぜならナトリウム・カリウムが
死に確の数値をたたき出してしまったため
再検査をしたからだ。

機械の不具合ということで一件落着。
尿管は詰まっておらずこれも一安心。
その他の臓器も平常値
不安は一掃された。起ふみお回生。


6月の推し活。行ってもよろしゅおす?

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