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播種期のずれと温暖化(1)

先週同じタイトルのものを書いていたので数字を振った。それぐらい播種期のずれは野菜栽培にとっては最悪な問題だと思っている。

8月に入り、本来なら人参、キャベツ類の播種をしないといけないのだが、昨年ぐらいから顕著になったのは、この時期に播いても日差しの強さと高温で芽が出てもダメなことです。そこでこの地域に住んでいる、諸先輩や同期に色々聞いてたどり着いたのが写真の方法です。まあ、こういった方法で播種している人は多いと思いますが、私は基本、ビニール資材を使わないなどのヘンテコなこだわりがあるので、これは思いもつかなかった。

要は露地で種を播いた後に、写真の通り、遮光ネットを張り、日光を遮るという方法です。少し写真に写っているホースは水撒き用のものだが、これはここ数年はポンプを使って散水することが増えてきた。何かの本で読んだが、もはや人間は大量の石油と資材、機械を使わなければ農業をすることすらできなくなりつつある。本来、自然農法や有機農業は自然にある資材を使って、自然環境(太陽や土など)を循環利用してやるものだが、このところの暑さはそれすら許さなくなってきた。灼熱地獄の中で耐えながら作物を作るなんて、楽しくないし、不自然だ。何とかならんもんか…。

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