2021北海道道央の旅#4|ほとんど人がいない海や川でミズベリングな話|Travelogue
今日はこの旅での釣りの話をしようと思うが、いいかな?
この旅行で釣りした場所をおぼえている限り列挙せよ。室蘭港南防波堤、胆振幌別川、白老漁港、苫小牧漁港、厚別川、厚賀漁港、新冠川、静内川、東静内漁港、千歳川――たぶん正解です。北海道の川の名前に、「別」や「内」って漢字が使われるのが多いのは、アイヌ語で川を「ペッ」や「ナイ」っていうからだってね、アシリパさん(再びリは小さい字だからね!)。
あ、漁協のウェブサイトをチェックして遊漁券がいらない場所で釣りしたよ(基本不要だと理解した)。で結局、淡水で釣れたのはヤマメ一尾、海水ではムラソイ、クロソイ、ギンポ、アイナメだったと思う。
淡水タックルはトラギアCHIBI 568MLにシマノエルフ2500S、PE0.8号という安物ワインな組み合わせで、ちょっとばかりの大物の鱒属を期待していたのがわかる。海水タックルは穴釣り用のさらに安物ベイトロッド&リールで、餌にはマルキューのパワーミニイソメを使った。
最初の魚は室蘭港でのムラソイだが、一尾だけの釣果。そして次が釣れるまでが長かった。レンタカーだからよさげなポイントがあればちょっと寄り道なんて考えてたけど、よさげなポイントだらけでチェックするたびに時間をロスする。だからいろんな場所に顔を出したのは最初だけで、後半は釣りができそうな場所をグーグルマップで確認しておくのが前日の夜の日課になった。
それでも川はとにかくあたりがなく、漁港は海が荒れて入れない場所が多かった。ようやくヤマメを釣ったのはムラソイから5日目で、ルアーは小さいメタルジグのシャクリだったから、ほぼほぼ出会い頭だといってよさそう(いちおう口にはかかっていたけどさ)。スプーンとか他のルアーは連戦連敗状態だった。
最終日前日に、昼飯を食べるため立ち寄った苫小牧漁港で穴釣りフィーバーが起きて、ようやく少しだけ溜飲を下げることができましたとさ。なかでもギンポは六尾ほど釣れてくれました。ちょっとグロテスクな外観と、針を奥まで飲み込むから外すのにやっかいだったのが玉に瑕でしたが。
当初は釣れた魚でBBQの予定だったけど、それはテント泊が前提でして、みなさんお帰りいただきました。
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