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No.83所感=^_^= 夫婦別姓で子育てをしてみて

*「その2 考え方が偏っていて、一般的には理解を得られない可能性がある場合」に該当するので、有料にします。(返金可)
*とりあえずアップしますが、この後文言を見直す可能性があります。その都度お知らせが行きますので、悪しからず。

注:この内容は、20年程前に私が実際に経験したことであり、現在では変わっているかもしれません。



毎日新聞の衆院選に絡めた「日本の選択」というシリーズで、先日、夫婦別姓について扱っていた。

私も、選択的夫婦別姓がなかなか認められないことに、業を煮やしている。
政府が選択的夫婦別姓に二の足を踏む理由がよくわからない。

家族の絆?
夫婦の姓が同じでないと、絆が保てないの?
夫婦の姓が同じなら、絆が保てるの?

子供がかわいそう…
何がかわいそうなの?
勝手にかわいそうな子を作り上げてるんじゃないの?

このような発想になる意味が分からない。



私たちは途中まで、夫婦別姓だった。
いわゆる、事実婚である。

後ほど詳しく書くが、いろいろと不利益が生じたので、途中で婚姻届けを出した。
その際、改姓したのは夫で、夫は私の姓になった。

この論でいくと、私たちは、夫婦別姓のときより、婚姻届けを提出した後の方が、家族の絆が強くなったはずである。
否。
逆である。
婚姻届けを出してからの方が、危機的状況が何回も訪れた。

では、子供はかわいそうだったか?
子育ては思うようにいったとは言えないが、少なくともグレたり、暴れたりすることはなかった。
父親は敬遠されるが、母親である私には、二人とも、何でもよく話す。

家族の危機的状況も、子育てが思うようにいかないことも、夫婦別姓であるか否かは全く関係ないのだ。


夫婦別姓を選択した理由

私たちが結婚した頃、夫婦別姓についての議論が盛り上がっていた。
私は、以下の3つの理由で、自分の姓を変えたくなかった。

①私の姓は珍しく、夫の姓は平凡だった。
②教員として社会的に認められ始めていたので、これまでのキャリアを改姓によってリセットしたくなかった。
③結婚によって姓を変更することで、女性だけが否応なしに私生活を世間にさらすことが理不尽であると思った。

男女平等と謳いながら、そんな不平等はごめんだと思った。

だから、私たちは、夫婦別姓の導入を待つことにした。
夫は夫の姓を名乗り、私は私の姓を名乗って、表札は二つ出した。

実際に、籍を入れようが入れまいが、共働きである上では全く問題がなかった。
住民票には、(未届)と記載されるが、同一世帯であることがわかれば、結婚祝い金は普通にもらえた。

しかし、子供が生まれてからは、いくつか面倒なことが起こる。

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