#99日々是=^_^=日 鏡 その2
「最近、鏡を見て、ドキッとすることがあるんだよね。
お姉ちゃんにそっくりで。」
と、妹に言われた。
小さいころから、妹と私の顔は、全然似ていなかった。
どちらかというと、妹は母方似。
私は、父方の曾祖父似。
目の大きさも、鼻の形も、耳も、妹の方が可愛いつくりをしている。
口と頬の感じは似ていたかもしれない。
「私も、最近、鏡を見て、ババ(母)に似ててドキッとするんだよね。」
「じゃあ、三人とも似てるんだ。( ´∀` )」
「年取ると、どんどん似てくるんだね。(笑)」
考えてみれば、母の女きょうだいも、みんな、そっくり。
母の兄妹は、母を含め7人。
一番上だけが男で、残り6人は全て、女。
その兄妹皆が還暦を過ぎた頃から、母が認知症になる前までは、兄妹とその配偶者そろって、よく旅行をしていた。
その際に、女きょうだい6人で撮った写真が何枚もあるのだが、
それが恐ろしいくらい、みんなそっくり!(同じような顔が、6個は、ホラー((゚□゚;)))
以前はそこまで似ていると思わなかったが、年を取るに連れ、どんどん似ていった。
人間、年を取って角が取れてくると、それまで際立っていた個性も、淘汰されていくのかもしれない。
そしてさらに年齢が進むと、お爺さんもお婆さんも、どちらかわからなくなってくる。
晩年に向けて、親子きょうだいは皆そっくりになり、男女の区別もなくなり、みんな、同じ「人間」として生きていくって、いいな、と思った…
秋の夜でした=^_^=
妹が登場する記事はコチラ↓↓↓
いいなと思ったら応援しよう!
よろしく😻