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8月、9月隆祥館書店のイベントの思い出

皆様、こんばんは。
今回は、大阪市の谷六つまり谷町六丁目にある書店『隆祥館書店』さんに何度かイベントにお邪魔した思い出を語っていきます。

なぜ今回は、8月の話だけにしなかったのか?
それは、初めて参加したイベントが8月4日の藤岡陽子さんのミニサイン会であり、9月に参加したイベントが藤岡陽子さんのトークイベントだったからです。
どちらも『リラの花咲くけものみち』を、出版された記念だったので、今回はまとめてお話させていただきます。


8月4日藤岡陽子さんのミニサイン会

はじまりはXで古内一絵さんのトークイベントが開催される。と言う情報を見た7月のこと。
私は、春頃から小説を読む元気が出てきたのでサイン本情報を逃すまい!のような気持ちでインスタのおすすめ本情報などSNSでマカンマランシリーズの存在を知りました。
マカンマランシリーズ、なかなか文庫化はされないので買うか、買うまいか……と悩んでいるところに飛び込んできた情報。
マカンマランシリーズじゃないけど、一度読んでみたい!作者本人に会ってみたい!と慌てて書店に行ったのを覚えています。
すると、チケット番号1番でビックリしたのでした。
トークイベントの内容は次にご紹介するとして、事前に本を引き取りに行ってイベントまでに読める方式で申し込んでいたので、私は古内さんの『百年の子』を引き取りに伺いました。
その時に、4日に藤岡陽子さんのミニサイン会があることをお聞きし、4日に再度書店へと足を運んだのでした。

私はこの時初めて藤岡陽子さんという方を知り、作品も隆祥館書店さんで置かれているもの。
事前に新刊として発売している『リラの花咲くけものみち』のあらすじを知っている程度の本当に初心者が好奇心で行ってしまったようなものです。
そんな私にも藤岡さんは笑顔で対応してくださり、光文社さんの方も先生と写真撮りますよ!と言ってくださった上に、私の荷物を持って撮影が終わるのを待ってくださったりで、本当にいい方たちでリラの本は、作られたんだな、と感動しました。

この時は、『おしょりん』と『リラの花咲くけものみち』を購入して書店を後にしたのでした。
『おしょりん』に関しては、後日談があり本を読み終わった数日後に、梅田の本屋巡りをしていたら増永の店舗に出会う……というか、いつも何気なく通っていた場所にあったと知ったタイミングの良さに驚きました。

8月26日古内一絵さんトークイベント

『百年の子』発売に合わせたトークイベント、事前に内容を読んできたので、どんなお話が聞けるのかとドキドキしすぎて抗不安薬を直前に飲んだのを覚えてます。(どんなドキドキやねん、ってツッコミはなしで)
トークには、司会として隆祥館書店の店主さん、古内さんご本人と小学館の担当さんが登壇されました。
話を聞いていると昔、小学一年生になった時に両親が近所の本屋さんで学年誌を引越しをするまで定期購読を申し込んでくれたことが懐かしく思い出されました。
また、作品の後半のエピソードは実際にとある編集の方が若い頃に経験した話とかを取材したり、主人公の母娘3世代については、担当さんのエピソードをモデルにしたりと戦争についての小説を書く時などはかなり取材や調査をして執筆されたということでした。

その取材の姿勢やそこから事実の隙間に創作をキレイに書き込む手腕と熱意に感服しました。
トークイベント終了後サイン会となったので、私はいそいそと百年の子と一緒に読むのをおすすめいただいた本を数冊とその日はなんと観客に数名の作家さんがいらっしゃるというまさかな事態だったので、あわせて購入させていただき厚かましくもサインをいただいたのでした。

9月23日藤岡陽子さんトークイベント

またまたXで藤岡陽子さんのトークイベントが開催されると知り、既に『リラの花咲くけものみち』にはサインいただいたしな。とギリギリまで悩んでいました。
しかし、リラのあとに文庫化されたきのうのオレンジがとっても気になっていたプラスなぜこのお話を書いたのか、という思いを知りたい。
毎度の事ながら、また好奇心に突き動かされて、前日に申し込みに行く……などといったことをしました。
当日は北海道で獣医を目指している娘さんの実習に取材でお邪魔した話や実際の写真、今までとは違う主人公を描いた理由、残雪くんの名前の由来の作品の良さ、などなど、ああ、ここに来ないと聞けなかっただろうな。というお話が聞けて良かったです。
トークイベントのあとのサイン会も先月の愚は繰り返さない!と前日に申し込みに来た時に気になっていた本を数冊購入して持参しました。
ちなみに、先月の愚とは現金持っていくのが少なすぎてカード決済をするために、店主さんを結果的に急かしてしまったという……うん、キャッシュレス時代あるあるをやらかしたのです。

本日のまとめ

隆祥館書店さんに行った時、店舗が小さくて入った瞬間、はだしのゲンの表紙とこんにちは、しそうになってビックリしましたが、スタッフの方も参加されている先生方も優しくて、他の予定と被ってない時はお邪魔したいな、といつも情報をチェックしています。
私は、小さな本屋さんも大きな本屋さんも大好きで、私が元気でめっちゃ稼げて大きな書庫を持てたらもっともっと買い支えるのに、と思いながら色々な町の本屋さんを巡ってます。

小さな本屋さんが、頑張って主催をしてくれているイベントで私はまた新しく好きな作品、作家さんを発見できた思い出は今回はここまでとなります。

8月の思い出はあと一つ、9月もあと一つくらいあったかと思います。
せめて8月の思い出を10月中に語りきり、歴史の話へと戻ろうかと思います。

それでは次回もどうかお付き合いくださいませ。

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