X100Fは本当にオールドレンズのような描写をするのか?/香港で検証してみた
皆さんこんにちはヨシダです
この記事では先日Fujifilm X100Fを常に首からぶら下げて旅行した
香港スナップ写真を載せていきます。
X100Fというカメラは皆さんご存知でしょうか?
2024年はX100ⅥがCP+のタイミングで発売し、カメラ界隈を賑わせていましたね。X100Fはその2世代前のモデル。
手ぶれ補正も付いていないし、チルト機構もないし、画素数も24MpなのでX100VIと比べると半分くらい。
その他大きな違いはレンズですが、
僕はここにX100Fを使うメリットがありそうだと考えています。
X100V以降のモデルではレンズが新規設計のものが採用されており、
よりシャープな写りになったとのことですが、
X100Fではシャープではない分、柔らかい写りをすると定評があります。
このレビューでも以下のようにお勧めされていますね
クセのあるオールドレンズライクな写りを楽しみたい方:X100F
シャープでキレのある描写を楽しみたい方:X100V
フィルム写真って解像が甘い分、柔らかく印象的な描写でノスタルジックじゃないですか。
X100Fのオールドレンズライクな写りとフィルムシミュレーションって実はすごく相性が良いのでは・・?と仮説を立てて、X100VIが発売された2024/2に香港旅行に持ち運び検証することにしました。
結論からいうと
僕の見解としては
特定シーンではクセのある描写をして確かにオールドレンズ感があった。
ただし、アンダーな写真では現行レンズのような写りであり、すべての写真において"オールドレンズみたいな"という解釈は誤りであるのでは?と考えます。
オールドレンズ感があった写真の考察
・露出が明るいシーンにおいて、ふわっとした描写は確かにオールドレンズっぽさが出ていた
・強い光源に対して滲むような写りはオールドレンズっぽさがあり、クセがある写りになっていた
オールドレンズ感がなかった写真の考察
・強い光源がない写真では、解像感が目立ち現行レンズのような写りをしていた
・特に露出アンダーな写真では、解像感が目立つ傾向
・ただし解像はダメというわけではなく、
むしろクロップで後段処理するスナップ撮影では大歓迎
X100Fの作例
あいにくX100VIは持っていないので、比較して柔らかいなど定量的な判断はできないですが、いくつか作例を載せてみますので、オールドレンズっぽい描写を本当にするのか?という視点で作例をご覧ください。
基本はフィルムシミュレーションはクラシッククロームを独自のレシピを当てて撮って出しになります。一部白黒の作例もあり。
※所々余計な感想が含まれています
サマリー
作例いかがだったでしょうか?
クセのあるオールドレンズライクな写りを楽しみたい人に対して
X100Fをあるレビュー記事では触れていましたが、
僕はこういう人にお勧めしたいです
・露出が明るく、光をふわっとさせたい人
・それ以外のシーンではX100VIのようにシャープな解像ある写真を楽しみたい方
X100VI使ったことないですが、明るい光はふわっとなるんでしょうか?
もし持っている人いたら教えてください!
X100F、2024年現在でも楽しめるカメラなのでお勧めです!
ぜひ旅行のお供に!