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⑦ヤブ医者にかかる

人生の分かれ目

さて、ここから人生の分かれ目だったであろう出来事が起こります。

大学生のいつだったか・・夏休みは横浜の実家に帰省していたのですが、そこでなんとなく「歯がしみる気がする」ということで近所の歯医者に行くのです。

お盆に突入するタイミング。
どこもお盆休みに入った中、近所の歯医者は診察していました。
(もう嫌な予感しかしない~)

10代は歯のワイヤー矯正をしていたので、1~2週間に一度はクリーニングしてもらっており、もちろん虫歯ゼロ。
でも矯正を卒業してからは一度も歯医者に行っていないこともあり、なぜか気になってしまったのです。

私「右上の奥歯がちょっとしみる気がするんです。虫歯になってないか心配で。」

歯医者「んーちょっと溝のあたり虫歯ですね。少し削ります。」

な、なにーーーー?!
ちょっとしみる気がしたのは虫歯だったんだ・・ショック・・・

ウィーーン
チュイーーーン

削り終わったタイミングで恐る恐る、そっと舌で歯を触ってみた。

ごっそりなくなっている

ない。
ない。
ない!!
私の奥歯が、半分になっている!!????

血の気がサァーっと引いていくのを感じた。

溝が虫歯って言っていたのに?こんなに削るの?そんなわけなくない?

慌てて先生に聞くと
「削ってみたら結構深かったんだよね」

やっちまった・・
思えば、どんな状態かを見せられることもなく、レントゲン撮られることもなく、いきなり削られてしまったのだ。
さすがにヤブに引っかかったと気づいたけど時すでに遅し。

虫歯になったことがなかったから、どんな風に治療が進められるかも知らなくて身を任せてしまった。。


迫るタイムリミット

放心状態で家に帰り、母に歯がごっそりなくなってしまったことを伝えた。

母は、歯の治療ではかなり苦労したようで、私が幼稚園くらいの時も遠くの歯医者までわざわざ通って昔の虫歯を治療しなおしていた。

当然、子供にも歯で苦労させたくないと強く思っていたに違いない。
なのに、娘がいきなり歯を半分失って帰ってきたのだ!

あの時はそこまで私の判断を怒られなかった気がする。。
(やはりそこは悲劇のヒロインの張り切りどころなのか?こういう所が本当にわからない)

えらいことになったと、少しでも良い歯医者をインターネットで探し始める母。
しかしどこも盆休みに入っている!(まとも)
そして私が関西に帰らなくてはいけない日も迫っていたのです。

なんとか盆明けに予約を押し込んで行った歯医者で、被せをしてもらうことに。
金属アレルギーがあるかもしれないからと、セラミックを入れた。
いくらしたんだろう。。

これが確か、20歳頃だったかなと思う。
私の歯がそんなに急速に深い虫歯になるタイプでは決してないと思う。
ただの知覚過敏なのに削られたとしか思えない。。

でも、あのヤブ医者のおかげで私は健康マニアになり、ボディワーカーになりました。
後々、これが元で私は死にかけることになるので、しなくていい経験だったかもしれないけど、私の人生に必要な節目であったこともまた事実なのです。

再び虫歯に

あの時はクリーニングに定期的に通うという概念が全くなくて、クリーニングに行ってなかったんですよね。

24歳ごろ、被せとの境目から虫歯が再発し、治療します。
当然だと今なら思える。

一度削ってしまったら、被せとの境目から虫歯が再発することから生涯逃れられない。
絶対に簡単に歯を削ってはいけない!
絶対に!!
と、20歳の私にささやきたいですねー。

そして28歳ごろ、また境目から虫歯再発。
(クリーニングに行っていたかは記憶がない)
うがいの水がしみてしみて、仕方がない。

はい、神経いきました。


さよなら神経

前回治療してもらった歯医者に行くと、院長が見てくれて、お湯をかけられて悶絶!!
(水だと知覚過敏かもしれないけど、お湯だと神経までいってるらしい)
完全に神経までいってるので神経取りましょう、と言われる。

そこまでは経験豊富そうな院長だったが、神経とるのはちょっとチャラそうな若手だった。
私の奥歯は口内が狭いため、歯根が曲がっているらしく、とっても苦労して神経を取っていた記憶がある。

はい、神経とったので次は被せましょう。
となり、終了。

その日は会社の人と飲む約束があり、麻酔が切れたあとは夕方から日本酒を楽しんでいました。
(神経抜いたあと、なに飲んでんだよって話ですね・・)

すると、奥歯で「ズギュン!」と何か疼くような感覚が走ったのです。

???

何か変な感じがしつつも、ほろ酔いで帰宅。

翌日から大変な目に遭うことも知らずに・・・・


長くなるので、ここらで区切ります(笑)
ここから人生で感じたことのない不調が始まります。

調べたら、根管治療中の食事は割と気を付けないといけないようです。。
やっぱりお酒飲んだのよくなかったよね。

しかしこれもまた運命。

⑧につづく

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大阪市住吉区で、骨格から身体を整えるボディメイクのセラピストをしているYUKAです。


幼少期からの自分の身体への違和感や不調の歴史をnoteに綴っています。

この不調の歴史なくして、ただの会社員からボディメイクセラピストに転身する道は考えられません!


人一倍健康に憧れ続けた私だからこそ、骨格から身体を立て直す事の大切さを今実感しています。


普段はInstagramにて更新しています。

https://www.instagram.com/yuka_body_make?igsh=YjJ4MXIxanRrY3M0


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