なぜ放デイでAPEXやフォートナイトなのか
どーも。札幌にある多機能型児童デイサービスSOYNE(ソイネ)で働いている伊藤です。
今日は、「なぜ放デイでAPEXやフォートナイトなのか」というお話をさせていただきます。
まず簡単にSOYNEのコンテンツを説明しますと
eスポーツをメインコンテンツとしており、他にプログラミング、動画編集、デザイン制作なんかもできる事業所となっております。
メインのeスポーツでは、APEX・フォートナイト・VALORANT・オーバーウォッチ2の4タイトルを取り扱っており、これらはFPS(フォートナイトはTPS)と呼ばれるPvP(player versus player : 対人ゲーム)のゲームになります。
FPS(TPS)を選んでいる
現在、SOYNEではeスポーツの種類をFPS(TPS)に限定しております。
FPSにはこんな特徴があります。
基本的にチームを組んで『複数 対 複数』で戦う。
対人であるため、毎回攻略法(戦い方)が違う。
「これが強い!」というセオリー(定石)もある。
仲間との協力が必須である。(1人では限界がある)
同じパーティーとVC(ボイスチャット)を使ってコミュニケーションを取れる。
このFPSの特徴が、デイサービスでの療育または教育の現場に置いても活用できるなと感じているため、取り入れております。
どんなことに活用できるのかは、以下の通りです。
eスポーツ(FPS)で身につく力
臨機応変に対応する力。判断力が身につく。
定石を覚える記憶力と、それを実践する力が身につく。
状況から行動を決める「見通し」が身につく。
コミュニケーション力(表現力・語彙力など)が身につく。
相手の考えや視点に立って物事を考える。
思いやり。忍耐力。
などなど
ごめんなさい。
書き始めると無限に出てくるのでこの辺にしておきます。
もっと具体例を交えて説明したかったんですけど、めちゃめちゃ長くなりそうなので今日はサラッと概要だけお伝えしました。
FPSの特徴と照らし合わせてもらえば、なんとなくイメージはつくかなと思います。
具体例はおいおい説明させていただくとして
今回押さえておいてもらいたいのは
『FPSやらせておけば、上記の力が身につくというわけではない』ということです。
なんか矛盾している感じで申し訳ないのですが
ただやらせてるだけでは全ては身につきません。(もちろん、ただやっているだけで身につく力もあるとは思いますが…)
大事なのは「FPSってこういう場面や考える瞬間がいくつもあるから、それを意識させたり振り返らせたりすることで、よりその能力を伸ばすことができますよ」ってことです。
そのために、SOYNEではeスポーツ中の声かけはもちろん。
毎日の振り返りを行い、ゲームプレイについてスタッフから質問をして「なぜそのプレイをしたのか」「その時何を考えていたのか」「根拠はどこにあるのか?」なんかを聞いたりしています。
「ただ遊ばせる」ではなく「考えてプレイさせる」ことが必須であり、そこを意識して支援しています。
今回は概要として、こんなふうにeスポーツを使ってますというお話でした。
もっと具体的な例なんかも今後伝えていきたいと思いますので、是非ともフォローしていただけると幸いです。
ではまた明日!
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