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あなたは仕事が楽しいですか?

「三人のレンガ積み職人」というお話をご存知ですか?
ビジネス本にもよく出てくるお話なのでご存じの方も多いかと思います。

ドラッカーの書籍にも書かれている「石工の話」という内容でもあげられている話ですが、
ロンドンの大火で失われたセントポール聖堂の再建を任された建築家クリストファー・レンが 1671年、実際に工事現場で経験した実話だそうです。
今回は、この童話の本質をご紹介していきたいと思います。


「童話の内容」


ある旅人が三人のレンガ職人それぞれに「何をしているの?」と声を掛けます。

 この話に出てくる三人のレンガ職人は、三人とも『レンガを積む』という、全く同じ仕事をしています。そしてそれぞれが下記のように回答をします。

●1人目のレンガ職人
「見ればわかるだろう。レンガ積みをしているんだ。朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけないのさ。雨の日も寒い日もどんな時も一日レンガ積みさ。体もボロボロさ。」

●2人目のレンガ職人
「オレは、ここで大きな壁を作っているんだ。これがオレの仕事でね。この仕事のおかげで俺は家族を養っていける。」

●3人目のレンガ職人
「歴史に残る偉大な大聖堂をつくっているんだ。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!素晴らしいだろう!」

 同じ仕事をしている三人に同じ質問をしたにもかかわらず、目的と目標の有無でこの三人の仕事に対する考え方や取り組む姿勢は、まったく違っています。

「目的と目標の有無」

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