メンタルトレーニングを学び人生を豊かに! #1 メンタルトレーニングを知る
どうも、あらのりです。
今回は私が資格取得して学んだ、メンタルトレーニングについて紹介します。
メンタルトレーニングの多くはスポーツの世界で実践されています。
メンタルトレーニングはスポーツの世界だけではなく、ビジネスの世界や日常でも実践、活用できることがたくさんあります。
メンタルトレーニングを学び、人生を豊かに過ごしましょう。
この記事はこんな方にオススメ
・スポーツでパフォーマンスを向上したい方
・メンタル面を強化したい方
・ここ一番で力を発揮できない方
・今の環境から抜け出したい方
今回はメンタルトレーニングの歴史などをお話しします。
スポーツやビジネスで勝つためには心の強さが必要
メンタルトレーニングとは、スポーツの世界で生まれた「心を鍛える」トレーニングのことです。テレビで見るようなスポーツ選手は、恵まれた運動能力で常人には考えられない結果を残し、素晴らしい勝負を繰り広げていますが、彼らとていつも完璧な結果を残せるわけではありません。
「練習では力を発揮できるのに本番では上手くいかない」
「どうしても緊張してしまい、ミスが多発してしまう」
極限の世界で生きるスポーツ選手だからこそ、ギリギリのところで心を試される機会も多いものです。昔から「心技体」という言葉があるように、体力や技術で勝っていたとしても、精神的な競り合いに負けて勝ちを拾い損ねることも珍しくはありません。
スポーツ選手は心も鍛えなくてはならない。
そこで近年脚光を浴びているのがメンタルトレーニングです。
メンタルトレーニングとは?
皆さん、メンタルトレーニングの発祥はどこで、何のために生まれたと思いますか。
学びの中で、メンタルトレーニングの手法だけではなく、なぜ生まれたのかも学ぶことで、実践に向けた説得性、納得感が上がります。
歴史を辿ると興味深い話ばかりとなっています。
メンタルトレーニングは旧ソ連、今でいうロシア連邦で始まったものです。
きっかけは宇宙開発でした。当時ソ連はアメリカと宇宙開発を競っており、どちらが先に月へ行くか……といった様々な目標を相手国に先んじて達成できるよう、国を挙げて宇宙を目指していたのです。今では宇宙開発と言えばNASA、というイメージがあるかもしれませんが、たとえば1961年に世界初の有人宇宙飛行に成功したガガーリンはソ連の宇宙飛行士です。
当時の宇宙は未知の空間でした。酸素もなければ重力もない。宇宙服に穴が空けば一瞬で死んでしまうかもしれません。いかにスペシャリストといえど、死の危険と背中合わせの宇宙飛行は大変な恐怖やストレスを呼び起こすものに違いありませんでした。
そこでソ連が目を付けたのが宇宙飛行士のための「心の」トレーニング法です。
このトレーニング方法は日本式の根性論とは異なり、心の在り方や性格傾向を把握するために科学的な方法論を用います。そのおかげか、宇宙飛行士の訓練のみならず、他の様々な分野にも応用出来るものになりました。
1984年に開催されたロサンゼルスオリンピックでは、このトレーニングを実践したソ連や東欧諸国、それにカナダやアメリカの選手たちが次々とメダルを獲得していきます。選手たちは口を揃えてメンタルトレーニングの効用を説き、これを機に心の訓練の大切さが一気に広まっていったのです。
1985年には日本にもメンタルトレーニングが輸入されました。それからおよそ30年ほどかけて、トレーニングの方法や「ゾーン状態」といった言葉は徐々に広まっては来たのですが、その有用性は充分に知られておらず、妙な誤解が広まっているという状況が今なお続いています。
「日本人はメンタル面が弱い」
スポーツの世界大会が開かれる度に聞く言葉ですね。実際、日本では「心技体」を掲げながら心の訓練をおろそかにするスポーツ選手が大勢います。どんなに技術や体力が優れていても、練習の半分も実力を発揮できないのではまるで意味がないのです。
日本が根性論が盛んな時代に世界は科学的にアプローチしていたのですね。
日本がこの分野でいまだに後れを取っているのが歴史を辿ることで私は知ることができ、あらためてメンタルトレーニングの必要性を感じました。
メンタルトレーニングの応用例
先ほども述べたように、メンタルトレーニングはスポーツ以外の分野でも応用が利くものとなっています。心の訓練で得られる「本番に強くなる」「ストレスを軽減する」などの効果は、勉学(受験)やオフィスワークでも役に立つでしょう。
スポーツはソロプレイだけではありません。個人技とチームプレイがともに必要とされる競技では、たとえばチームワークを高めるために「声かけのルーティン」を作ったり、プラスの言葉を言い合うことでお互いの気持ちを高めったりする心理的テクニックを用いたトレーニング方法があります。このようなメンタルトレーニングの方法を社内チームなどで共有すれば、円滑なコミュニケーションを取れる現場に変えてしまうことも不可能ではありません。
しかし、効果的な方法を知らなければトレーニングに意味はありません。それどころか間違った方法を学んでしまったせいで逆効果になってしまうこともあるでしょう。最近ではブラック企業などの過度な研修が注目を浴びることも多いようですが、がむしゃらに精神に負担をかける根性論はメンタルトレーニングの理念からかけ離れたものです。
短時間でやる気を出す。
溜まりがちなストレスを発散する。
本番に向けて最も集中出来る状態を作り上げる。
こうした理想を実践し、本番で100%に近い実力を発揮するために、メンタルトレーニングを学びましょう。メンタルトレーニングのスペシャリストとなるために、以下の要素に注目したトレーニング方法とその考え方をお伝えします。
自己分析
目標設定
セルフコントロール
イメージトレーニング
リラックス法
プロのスポーツ選手やコーチ役を目指す方はもちろん、日常生活の様々な場面でメンタルを鍛える必要性を痛感している方は、是非科学的な手法を用いたメンタルトレーニングにチャレンジしてみて下さい。
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回はメンタルトレーニングの歴史や概要的なお話でした。
次回は実際のメンタルトレーニングの方法をご紹介します。
最後にスキ、コメント、フォローいただけると嬉しいです。
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