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感情を出したい


感情を表すことが少ない人

自分の感情の多くを意識しないようにしている"感情排除者”よりも、自分の感情とうまく向き合える人のほうが、はるかに簡単に自分自身を省みて問題を解決することができます。感情排除者は、自分の感情の多くを意識から排除しているだけでなく、自分の心の動きについてなるべく考えないようにもしています。要は、自分自身と自分の人生について省みたくないと思っているのです。なぜなら、「省みると、ネガティブな感情がどんどんわき起こってくるのではないか」

「本当の自分がわかる心理学」
シュテファニーシュタール

感情排除者でした。
感情が高ぶる、漏れそうになると、
抑えたり消したりして、自分を保ちました。

人とうまく付き合うためには
そのほうが良いと思ってたんですが、
自分とはうまく付き合えてなかったんだなあ。

考えないようにして。
その瞬間も、あとからも、省みずに。
感情をなかったことにして。


怒りは、人間にとって重要である生理的あるいは心理的な基本的欲求の充足が妨げられたときに、必ず生じる感情なのです。

同上

自分の感情を押しのける性質は、問題を事務的に処理する際には、とりわけ大きなメリットとなります。しかし、感情を表すことが少ないと、人間関係の問題が生じやすくなる

同上

少ないと、だめ。
てことは、多い方がよいということ。

真逆でした。

出さない方が人間関係の問題が生じない、
と思ってたのに。真逆!

事務的には出さない方がよいけど、
人間的には出した方が良い。


私は、自分の診療所やセミナーで、羅針盤がついていない船のように人間関係の問題について堂々巡りに陥っている男性によく出会います。それは、その人たちが自分の感情をわかっていないからです。ある状況について推測し、評価するためには、感情が必要となってきます。感情は、その事柄が私たちにとって重要であるか、そうでないかを知らせてくれるからです。

同上

事柄が重要かそうでないかは、
論理的に、あたまで考えるものと思ってました

だから、堂々巡りだったんだ!
ああでこうでこうだから、あの人とはー
じゃなくて、
ああ思った、こう感じた、だからー。


自分の感情にあまり向き合わない人は、自分の欲求にも向き合えなくなります。それゆえ、「あのとき、自分がどうしたいのかわからなかった」と嘆く人も少なくありません。

同上

どうしたいん?
どうしたかったん?
ときかれても、理屈でしか考えてないから、
でてこないんです。
湧き上がる感情、欲を殺してきたからです。


「何も感じないこと」は、ほとんどの場合、親のふるまいによって生じた心の痛みや寄る辺なさをこれ以上感じないようにするために、子どものころに無意識に訓練して身につけた自己防衛策なのです。つまり、そのような人は自分の感情から気をそらすことを学んだ"のです。とすると反対に、自分の感情に留意することも学べるということになります。

同上

自己防衛隊、隊長。
気を逸らすことを、たくさん学んできました。
自信があります。
子供のころから、こうすると、
感情をなきものにできると。
それは、感情のコントロールではなく。

とすると反対に、感情に留意することも学べる
なんてびっくり!


くすぐったい、つっぱっている、締めつけられている、圧迫されているなどの感覚があったら、そこに注意を集中させてください。そして、この身体感覚にぴったりと合う「感情を表す言葉」は何か、感じ取ってみましょう。

同上

目に見えないし、探しても見えないし、
掴めない、感情。
でも身体に照らす、身体の反応を、
感情におき変えて言葉にする、のは
面白そう、できそう。
相手の身体の反応に敏感だったけど、
矛先を自分に置き換えるだけだ。

見えているものは「主観的な現実」

あなたに必ず理解してもらいたいことは、一つだけです。それは、「ネガティブな念は真実ではなく、あなたの親の教育のミスーたとえ一部のミスであってもーによってあなたの心に刷り込まれた、あなたの主観的な現実である」ということ。この「ネガティブな念」という眼鏡を通してあなた自身と周りの人を見ていると、偏った認識しかきなくなります。

同上

ミスかあ。
そうかも。
自分のミスじゃないと思うだけでも楽になる。

もし、あなたの親があなたに対して違った行動をとっていたら、あるいはあなたが違う親のもとに生まれていたら、あなたは今の刷り込みとは異なる刷り込みを受けていたのです。このことを、「大人の自分」を使って理解しなければなりません。言い換えると、「大人の自分」が次のことを納得してわかっていなければならないということです。「ネガティブな情念という、あなたを非常に不快にさせるものは、本当はあなたとあなたの価値ではなく、”親の教育の結果”を表しているに過ぎない」と。

同上

もしも違う親の元に生まれてたら。
全然違っていたのでしょうね。
それが良いかどうかは別として。
親への感謝は前提として。

内なる子どもで理解しようとせず、
大人の自分で理解する。
大人の自分を「使う」ってのがいいなあと
思って、それは、
感情をコントロールすることでも、
抑えることでもなく、
ああ、自分の感情を出しにくいのは、
「感情を出してはいけない」という
刷り込みとか、自己防御してたんだなって、
いうことを理解しておくだけでよくて。
「感情を出した方がいいよ」と、
また別の刷り込みをしておけばいいんだなあ。

きょうもお付き合いくださり
ありがとうございます。

きょうよかったこと3つ
・火がつかなくて困ってる人がいたから、ライターを貸してあげた。あんまりそういうこと、できてなかったな
・いつもは気づいてなかった人の優しさー 自分への優しさではない、人への優しさを人がしていることに気づいた
・人の話に割り込んだ(ひどい邪魔をしたわねではなく)。割り込めた。


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